自衛隊の事故は今後も増える

今後も自衛隊の事故はどんどん起きるだろう。訓練を実戦に近づければ、近づけるほど事故件数は増える。当たり前だ。これまで、事故が少なかったのは、実戦に近い訓練を行ってこなかったからだ。単純だ。どうせ戦えない、戦争はない、という雰囲気が自衛隊内に蔓延し、日本国民の一部から激しく嫌悪されていて、実弾訓練は満足にさせてもらえず、それで、緊張感をもった訓練が行えるはずはない。

戦争になれば想定外の連続になる。あれだけ戦争になれたイスラエル国防軍ですら、ガザ侵攻作戦以降、すでに約300名の兵士を失っている(これは死傷者数ではなく死者数だ)。

格闘技のトレーニングで言えば、実戦に近づけたスパーリングを行えば、行うほど、トレーニング中にケガをする危険性は上がる。重たいものを挙げる競技の選手が、本番で狙う重量に近い重さを挙げようとすれば挙げようとするほど怪我する危険性があがる。単純なことだ。

もう一つ、自衛隊の隊員不足は予備自衛官の大幅拡大で対応すべきだ。戦争は国家総力戦だ。自衛官20万人程度しか銃器の扱いが出来ない状態で日本国家が戦争で生き残れるはずはない。銃器の扱いが出来る人数の裾野を拡大すべきだ。

さらにもう一つ、そもそも私は駐屯地とか自衛隊という言葉を変えるべきだと思う。陸軍、海軍、空軍にすべきだ。自衛隊って、、なんだこれは。地域の消防団のような名前だ。


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