ミサイル防衛は少ししか役に立たない
なわけない。イスラエル政府は情報戦、世論戦、認知戦はしかけるが、戦争での被害の事実関係(例えば戦死者数、負傷者数)の発表については隠さないという信頼はあったと思うが、徐々に信用も失いそうだな。出回っている動画を観ると大量の迎撃漏れがあるだろう。
イスラエルは弾道ミサイル迎撃ミサイルとしてアローを持っているが、一発が5億円くらいするらしいから、簡単には使えないよな。。でも簡単には使えない迎撃ミサイルだと意味はないよな。今回の200発程度で躊躇したとすれば(迎撃率は公表できないだろうが、いずれイスラエルメディアが書くだろう)イランが1000発くらいを断続的に発射すれば、何も出来ないということだな。これが核ミサイルであればイスラエルは終わりだ(核ミサイルのうち漏らしは致命的だかな。あと、そもそも核ミサイルを迎撃したとして、それが上空で核爆発しない保証はない。)。
イスラエル・アメリカ連合からは核兵器でしか身を守れないことをしっているイランはイランは核武装へ突き進む。
日本のミサイル防衛も見直した方が良い。ミサイル防衛など費用対効果が合わないのだから。ミサイル防衛するお金は核武装に使うべきだ。ミサイルが発射されれば、発射地点もしくは敵の重要施設を戦術核(小型核)で攻撃する、というドクトリンをもっていれば抑止力になるし、飽和攻撃されたらとか考えなくてよい。
イスラエルのアイアンドームが有名だが、以前にも書いたもしれないが、非常に限られた飛翔物しか迎撃できない。ハマスのミサイルは手作りで、イスラエル側は発射地点をすぐに割り出せるし、ハマスの手作りミサイルが飛翔する軌道もアイアンドームのコンピュータで瞬時に計算できるので未来位置を予測して迎撃できるのだろうが、変則軌道の飛翔体や超超高速の飛翔体は撃ち落せない。アイアンドームは弾道ミサイルも撃ち落せない(それで弾道ミサイル迎撃用にアローがある)。仮に100%撃ち落とせても飽和攻撃には対処できない。当たり前だ。発射出来る迎撃ミサイルより多い数のミサイルが向かってくれば、数が足りない分は対応できない。だからイスラエルはヒズボラをどうにかしたかった。ヒズボラが大量のミサイルを発射してきた場合、アイアンドームは対応しきれないから。