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(20240824 講社祭講話) 教話2024その07(喜び上手17か条)

本日の信者さん宅での講社祭の神殿講話?の原稿です。
このワークは結構皆さん楽しくされていました。
司会のもって行き方もあるかもしれませんが、今までで一番面白かったかも?との評価でした。(特にうちの奥さんから。。)(;^_^A

良かったら皆さんもされてみませんか?

但し元ネタがありますので、公の場でされる時は元ネタをご紹介いただければと思います。

*******************************************(2024:その07) 喜び上手17か条
本日は、喜び上手17か条についてのお話をしたいと思います。(かしわ手)
 
初めに ひすいこうたろうさん×SHOGENさんが書かれた『今日、誰のために生きる?』という本のに書いてあることをベースにしてちょっとしたワークをしたいと思います。

紙と筆記具を準備して以下のワークをします!
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(1)  当たり前のようにある今の幸せを思いつく限り書き出してみてください。
例:
●空気が吸える。
●目が見える。
●耳が聞こえる。
●話せる。
●ご飯を食べられる。
●歩ける。
●家族がいる。
●仲間がいる。etc. 
ちゃんと紙に読みながら書いていってくださいね。
 
次に紙に書いた今ある幸せの中から自分の中で大切なものから優先順位をつけていってください。
 
(2)  今度は皆さんの最大最高の願いを一つ書き出してみてください。
パートナーが欲しいとか、年収1億円以上とか、海の見える家に住みたいとか、世界1周クルーズの旅をしたいとか、なんでもいいです。
一番の願いを一つ書いてください。
 
では、聞きます。
 
(1)で書いた『当たり前の幸せ』の中から親神様に大切なものから3つを差し出したら、親神様が皆さんが(2)で書いた皆さんの最大最高の一番の願いを叶えてあげます、と言われたら、さて、3つ差し出しますか?
 
・・・暫くみんなで考える。・・・
 
殆どの方は交換できないと思います。
当たり前に思っていたものが、実は一番の願いをはるかに超える巨大な幸せだったなんて!と多くの方がここで気づきます。
大豪邸に住むより目が見えることが嬉しいし、
年収1億円よりも耳が聞こえることが嬉しい。
家族が元気なほうが嬉しいし、
家族や仲間が元気な方が嬉しいんです。

当たり前は当たり前じゃなかったんです。
当たり前は巨大な幸せだったのです。
幸せは、なるものではなく、気づくもの。
幸せの第一歩は自分が幸福だったと知ることなんです。
***************
さて、どうでしたでしょうか?
 
私達の体は親神様が10億年かけて作り上げてくださったものです。
また、その体をまとった人間達が生きていきやすいようにと、親神様がこの地球を人間達が過ごしやすいように奇跡的につくりあげておられます。
そして、そのことに気づいて喜びさえすれば、人間は陽気ぐらしができると教えられています。
このワークはその親心を知るきっかけになったのではないでしょうか?
 
また、天理教では私達人間に神一条の心を目指しなさいと教えられています。
神一条の心とは、『人の喜ぶ姿をみて、自然と自分自身が喜ぶ心』のことです。

皆様はどうでしょうか?

なかなかそういった心境になるのは難しいかもしれません。
どうしても私達人間は 我が身かわいい の人間ごころになってしまいがちです。
しかし、そういった時でもこのワークをやって気づいた親神様の親心を思い起こせば喜びの心になれると思うのです。
  
さて、私の教会が所属する大教会では、大教会長さんがまとめられた喜び上手17か条がを意識していきましょうという年祭活動が打ち出されています。
 
それは以下の通りのことです。
 
があり、生かされていることを喜ぶ。
足りないことを数えるのではなく、有るものを数えて喜ぶ。
食べ物があり、食べられることを喜ぶ。
眠れること、目が覚めることを喜ぶ。
晴れでも、でも、暑くても、寒くても、天気を喜ぶ。
ある境遇立場を喜ぶ。
学校に通えること、働ける場所があることを喜ぶ。
大難小難にしていただいたことを喜ぶ。
身の回り与えられているものすべてに感謝する。
⑩ 毎日使っているに対して、お礼を言って喜ぶ。
⑪ 毎日の行いに明るく陽気な心を添える。
用事仕事を頼まれたら、苦労の元(種)を取ってもらえると喜んで引き受ける。
⑬ 人の喜ぶ姿を見て、自分も喜ぶ。
⑭ 日ごろ関わるに対して、居てくれるだけでありがたいと喜ぶ。
苦手な人を鏡として、自分の性分に気づけたと喜ぶ。
⑯ 人から悪口陰口を言われたら、悪い運命から逃れたと明るく受け取る。
出会う人すべては、あって神様が出合わせるのだから、どんな相手でもやさしく接することで良き運命になる。
 
大教会長さんは冒頭の『今日、誰のために生きる?』を読まれた訳ではないと思います。
天理教の中で真柱様や色々な先生方から教えられたことの中から自然と身につかれた考え方だと思います。
しかしながら、これらは正に冒頭のワークの内容でもありますし、我々天理教を信仰するものが日々の生活の中で実行できれば神一条の心に近づける具体的指針になるものだと思います。
 
八つのほこりのときわけである『おしい、ほしい、にくい、かわいい、うらみ、腹立ち、よく、こうまん』については以前から教えられていますが、具体的にどうしたらいいかという指針としては、この喜び上手17か条は分かりやすいと思いますので、今後の皆様の生活の中での喜びを見つける指針のひとつとして活用いただければと思います。
 
以上つたないお話ではございましたが、御清聴ありがとうございました。(かしわ手)


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