【阿蘇のくらし_Day 8】国造神社と象ヶ鼻・小嵐山
阿蘇に引っ越して8日目の日記。
今日は自宅でのんびり&作業の予定でしたが、旦那氏の気分転換のため国造神社までドライブすることになりました。
国造神社
国造(こくぞう)神社とは、阿蘇カルデラの地に初めて住み始めた子孫を祀る神社で、阿蘇神社の北にあることから「北宮」と呼ばれます。
詳しくは⇨ 阿蘇ぺディア
手野の大杉
国造神社には樹齢2000年余りの「手野の大杉」があったのですが、平成3年の台風により倒木してしまいました。この大杉の幹は現在も残っており、駐車場側の建物内で展示されています。
建物内の天井を見上げると、正方形の木の板が沢山つなぎ合わせられ、温かみのある雰囲気が感じられます。この天井は、「手野の大杉」の一部で作られたんだよ、と受付のおばあ様が親切に教えてくれました。
「杉の中は覗いた?こんなに大きい木だと、真ん中が空洞になるんだってねえ」と、人懐こい笑顔で話してくれます。
「上の天井、これも手野の大杉なのよ」
「飽きないわあ。見ていて。板の模様、ぜんぶ表情が違うんだもの」
ええ、本当に全部模様が違います。
簡易ベッドでも置いて眺めていたいですね。
また、本殿から東側にも杉の一部が保存されています。立派な東屋の下、床から天井までぴったりと嵌まっている巨大な杉の木の幹。十メートルくらいはあるのでしょうか。
切り取られた幹だけでもかなりの存在感ですから、現存していればどれだけのものだったろうと思わずにはいられません。
上御倉・下御倉古墳
お参りして帰る前に、上御倉・下御倉古墳を見学しました。
これらの横穴式古墳は、巨大な自然石や切り石を用いており、巨石古墳と呼ばれています。
どなたが眠っているのでしょう。
熊本県内には古墳が多いので、色々と見て回りたいですね。
象ヶ鼻・小嵐山
黒川沿いに車を少し走らせ、象ヶ鼻へ近づいていきます。
確かに、見る角度によっては象が鼻を伸ばしているような尾根の形に見えるでしょうか。
象ヶ鼻へ入っていくと時間がかかるので、手前にある小嵐山に登って眺望を楽しみました。阿蘇市内の方の眺めも良いですが、象ヶ鼻の方の眺めも格別です。人がいない時だったので、まるで自分の山を手に入れたような贅沢な体験となりました。
ジョイフル
気分がリフレッシュしたところで帰宅。
せっかくなのでジョイフルで夜ご飯を食べ、一週間のフィニッシュとします。
サイコロステーキ・チーズハンバーグ単品とねぎとろ丼大盛りを注文。
注文をとった店員さんが去っていく時、
「ねえ」
店員さんの様子を伺いながら私にひそひそと話しかける旦那氏。
「あの店員さん、丼のご飯大盛り無料かどうか聞いた時、にっっっこりと笑顔で頷いてた。こんなにして!」と実演してくれた旦那氏の笑顔。それを見て私もにっこりしました。
阿蘇の人は皆さん温かみがありますね。
明日はどんな発見があるでしょうか。
それでは、また。
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