生徒は十人十色。だからいい。
先日きれいな虹を見て思わず🌈嬉しく写真を撮りました。
久しぶりの投稿です。
レッスンも今年度からお陰様で8クラス。それぞれ味のあるクラスカラーとなっています。
先日B.B.カードのオンライン例会に参加しました。
こどもを観察すること。B.B.メソッドを忘れないこと。
日々のレッスンで一人でやっているとつい疎かになりますのでこうやってアウトプットする機会があることは幸せです。
今回は日々のエピソードです。
開講してもうすぐ2年となり、開講当初年長クラスから入りB.B.カードは小学生からはじめたAちゃん。Aちゃんは大変頑固で慎重な子で、物事の理解はあっても、行動はゆっくりです。フォニックスも全音理解しないと書きたがらないような性格です。当初B.B.カードはあまり発話したがりませんでした。新しい環境が苦手なため、小学校に慣れる間は英会話教室もお休みしていた時期もありましたが、教室に復帰してからはお友達が声かけながらもB.B.カードをしながら楽しく約1年ほど過ごしています。
1年くらいしてほかの子達はかなりセンテンスが入ってきたため、ノーリーダービンゴというカードを自分の番になったら、1枚選んでその選んだ人がいうというビンゴをやっていると、(特に❤️マークはこのクラス自体が好きなのでよく理解しています)ついAちゃんの番になると、隣の子や周りがひそひそヒントや答えを教えてくれたりします。私も一緒にヒントを出したりしながら進めていましたが、なんとなく目を見れば分かるという顔の表情の時も出てきました。そこである時、Aちゃんが好きなカードや確実に言えると思ったカードは、みんなには黙って待ってもらい、初めは小さな声ではありますが、(数秒がとても長~~く感じましたが)、みんなの前でセンテンスが言えました!
なんとなく『お~』という雰囲気となり、私も大いに褒めると、最近は小さい声ながらもかなり言えるものが増えてきたなと感じています。
B.B.カードを自ら言わない子の理由は何故だろう。日々考えていました。Aちゃんにとってはある程度確実に言えるまでは言いたくない。もしかしたら速くて全部は聞き取りにくい。わかってても言いたくない。周りの雰囲気もある。さまざまな感情の中、できる、よし今日はいってみようと感じた時に発声したのかなと。
それまではこの子は言わないからもしかしたら理解していない。私自身がAちゃんが言えないと決めつけていたのではないか。Aちゃんにはできるときがくる。Aちゃんはできる。私が心から信じていなかったから言えなかったのかもしれない・・。
教育者として、保育士時代から大切にしていることではあるものの、ついつい日々のレッスンの流れでできたできないと采配しがちになるなと反省しました。
今一度、自分で勉強ができないと思っている子、B.B.カード言えないと思っている子の気持ちに寄り添う考え方がB.B.メソッドにはある。私の息子世代の英語嫌いをなくすこと。それは苦手だと感じずに小さなうちから楽しんで英語に触れていくこと。
時には小さな達成感をそれぞれのペースで感じてもらうこと。
学校や家庭ではやりきれないサポートをして一緒に育んでいきたい。
だから私はこれで教えたいと感じたんだ。と改めて思いました。
まだまだ私も生徒たちと一緒に成長していこうと思います。
読んでいただきありがとうございます😊
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