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英語との出会い


こんばんは。こども英会話momoです。

今日は、私が初めて英語に触れた時のお話です。

みなさんは、いつ英語を習ったり、たくさん聞いたりされましたか?

私は父親の仕事の関係で小学生2年生の時に1年間、アメリカのアリゾナ州の小さなツーソンという街で、現地の公立小学校に通いました。それまで全く英語はハローやんな〜くらいしかわからないほぼ何も知らない初心者レベル。

あまりにわからないので、焦って行きの飛行機の中で母親に、『ABCのアルファベット書いて』といって小さな紙に一生懸命LMNあたりから全く知らず、書いた記憶があります。

現地に着いていろいろ準備して、学校初日をすぐ迎えました。
私には2歳上の兄がいるのでいきなり黄色いスクールバスに乗りただただ兄について行く。着いたらすぐにクラスを離され、私は訳が分からずも、可愛い金髪のポニーテールの女の子に連れられ、なんとかクラスにたどり着きました。

中に入ると、窓がない印象。レンガかコンクリでできた教室にコーヒーを片手に、足を組みながら先生がいたのが衝撃的。とりあえず席に座り宇宙人のように先生の授業を受けました。全くわからなかった!!そして、休み時間へ。

休み時間になると大きな木の校庭あたりで兄に会い、『お兄ちゃん、どう?』とやや不安な私と真逆に兄は、
『あー大丈夫大丈夫。YesかNoを適当にいっとけばええねん。』と兄は堂々としていて、すると兄の周りにはたくさんの兄の同年代のアメリカ人に囲まれ、私たち兄妹は"Yes.かNoしかいわないアジア人が来たぞ!"とひたすら数人から質問攻撃される。リンゴを皮のままかじりながらこの金髪の少年をみて、何を笑ってるのよーと思った記憶が蘇ります。

早口で一切何を言っているかわからない私たちは"Yes." "NO."というのに精一杯で、時にケラケラ笑われながら過ごした休み時間。笛が鳴るとみんな血相を変えたかのようにクラスに入る、その速さはまるで軍隊レベル。

兄はそれすら楽しんでいました😊
真面目な私はこれは勉強しないと!痛感した初日でした。

でも、心配ありません。これが、不思議と何とかなっていきました。自分ながら子どもは素晴らしい順応性があると思います。

こんなにも子どもによっても感じ方は様々ですが、初めての英語との出会いが兄のようにポジティブであれば、あまり臆することなく親しみやすいのではないのかなと思います。

私の役目は、その子にとっても大切な1日かもしれない。そう感じるとわたしもまた嬉しくもあり、いい方向にアプローチできるように日々精進しなければと思っています。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございます😊

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