出窓レイアウト製作記(27)〜ユニトラック6番ポイントで複線間隔33mm
部屋を片付けたら出窓の一角が空いたんで、ここにレイアウトを敷設できないかと突然思い付きました。
といっても鉄道模型は中学生の頃ハマって以来なので半世紀ぶり?
いろいろと調べながらまったりやりたいと思います。
出窓レイアウト製作記 第27回
ユニトラック6番ポイントで複線間隔33mm
「6番ポイントにR282-15°をつなぐと複線間隔33mmになる」という裏技?をネットでみかけて、買ってきました。
572円
KATOのユニトラックは基本の複線間隔が33mmで、複線線路も33mmの間隔で出来ています。
通常、KATOの6番ポイントはR718-15°を接続することが推奨されていますが、そうすると複線間隔48mmと広くなってしまいます。複線間隔を標準の33mmにするためには4番ポイントを使えばいいんですが、KATOの4番ポイントは(KATOの線路にしては珍しく)あまり評判がよろしくない。
そこでネットで見かけた裏技を試してみることにします。
R282-15°を買ってきて6番ポイントにつなぐと、確かに複線間隔33mmにはなっているようです。
しかし、直線部分と長さが合わない(-_-)
複線スラブ軌道につないだ様子。
R282-15°と組にする直線線路に45.5mmと29mmの端数線路を使ってみたけど、ちょっと長い(2mmぐらい?)。曲線線路をイジるのは難しいので直線線路で調整するとして、73mmぐらいの直線線路が必要なようです。
しかしKATOからはそんな長さの線路は出ていないし、長さの調整できるスライド線路も長すぎて使えません。
2mmの長さのズレは、複線のそれぞれに64mmと62mmの線路をつなげば調整できそうですが、このレイアウトではもう線路配置が決まっていて64mmや62mmの線路を入れる余裕はありません。
ポイントを互い違いに組み合わせて単線の線路2本でつなげば相殺されるし、そうでなくても複数の接続箇所があればなんとなく吸収されそうだけど、ダイレクトに複線線路をつなぐと写真のようにずれが出てしまいます。
これはもう、余ってる直線線路を切って73mmの直線線路を作るしかない。
ちょうどスラブ軌道の183mmが余っていたので、これを使って作ることにします。
まず、現物合わせでマーキングします。
いままでつないでいた45.5mmと29mmの端数線路と比べると、マーキングは確かに2mmほど短くなっていることを確認。
このマーキングに沿って、糸鋸で道床と線路をまとめて切断します。
端面を紙やすりで仕上げ、ユニジョイナーの入る溝をやすりで削ります。
ポイントが2つあるので複線をカッターで分離します。
切断したら線路と道床の固定部分がなくなってしまったので、線路と道床を瞬間接着剤で接着して、
73mmの単線スラブ軌道が2つ出来上がり。
(ポイントに当たる角の部分を斜めにカットしました)
6番ポイントにつなぐと、ほらピッタリ!