出窓レイアウト製作記(24) カーブミニモジュール
部屋を片付けたら出窓の一角が空いたんで、ここにレイアウトを敷設できないかと突然思い付きました。
といっても鉄道模型は中学生の頃ハマって以来なので半世紀ぶり?
いろいろと調べながらまったりやりたいと思います。
出窓レイアウト製作記 第24回
カーブミニモジュール
突然ですが、山モジュールの曲線部分だけをさらにモジュール化したカーブミニモジュールを作ることにしました。
前回勾配が決まったのでいよいよ作業開始。
まず、スタイロフォームの残った外側の部分も、結局横からカッターの刃を入れて剥がしました。
そしてこの部分のベースを新たに作ります。
山モジュールの上にもうひとつ小さいカーブミニモジュールを載せる形。
まずは紙を使って型取りします。
そしてその形を塩ビシートに写して切り出します。
カインズで買ってきた塩ビシート
低発泡とはいえ発泡なのでさくさく切れます。そのぶん強度は低そうですが、載せる台なのでこれでよし。
(最近は模型屋さんよりホームセンターのほうが近くにあって便利)。
型取りした紙を重ねてけがきます。余った余白で予備をもうひとつ作っておきます(理由はあとで)。
カッターで切り取ります。
こっちはちょっと切り欠きが出来てしまいますが、一応2つできました。
紙やすりで端面をきれいにしてカーブモジュールのベースの完成です。
次に、カーブミニモジュールの上に曲線部分の地盤を作ります。塩ビシートだと曲げにくそうだったのでスチレンシートを使います。
これもカインズで買ってきたスチレンシート
880円
まず路盤の作成。
スチレンボードに曲線の線路を載せてけがきます。線路にはガタがあるので全体の幅を計算値とあわせて置きました。
カッターで切り取って、試しに載せてみました。うん、こんな感じ。
続いて側壁の作成。
前回の計算結果
これを基に、スチレンボードに側壁をけがきます。
これもカッターで切り出します。長いほうが外側、短いほうが内側です。
表面に1cm間隔でカッターで筋を入れて曲げます。最初のうちは切れても困るので少しずつ切り込んで曲げてみていましたが、裏側の紙1枚でつながるぐらいにすればいい(というか、そのくらい切り込まないと曲がらない)ということがわかりました。
曲げた側壁を地盤にテープで仮止め。それっぽくなってきました。
またカーブモジュールに乗せて走行確認。
勾配がきちんと取れていて安定しています(^o^)
ちょっとカントも欲しいところだし勾配の微調整もしたいけど、路盤はこれで固定しちゃって微調整は路盤の上でやることにします。
ということで、路盤をカーブモジュールのベースに木工用ボンドで接着します。
カントを付けるために取りい出したるは、何年前(何十年前?)に買ったかわからないプラバンセット。劣化してるかもしれませんが、間に挟むだけなのでいいでしょう。
0.5mmと0.3mmの短冊を作ります。幅10 mm、高さ6mmぐらい。
これに軽く糊を付けて地盤の上に載せていきます。中央のR150が0.5mm、両端のR183の半分には0.3mmを貼って、徐々に傾斜する感じ。
プラバン短冊を貼り終わったらその上に線路を両面テープで仮固定して、山モジュールに載せてこんな感じ。ベースボードにも下を支えるスタイロフォームを追加しておきました。
トンネルポータルや内壁はあとで山と一緒に作ることにして、とりあえずカーブミニモジュールはこれで完成です。
ここまでの費用 60,988円