出窓レイアウト製作記(121) わらぶき農家の室内照明
部屋を片付けたら出窓の一角が空いたんで、ここにレイアウトを敷設できないかと突然思い付きました。
といっても鉄道模型は中学生の頃ハマって以来なので半世紀ぶり?
いろいろと調べながらまったりやりたいと思います。
出窓レイアウト製作記 第121回 わらぶき農家の室内照明
前回、タクシー営業所で室内照明ができたので、山モジュールに作りかけだったTOMIXのわらぶき農家に照明を入れて仕上げることにします。
このときに地面だけ塗ってあります。
昔の農家は室内を田の字にふすまで仕切っていたということなので、このわらぶき農家もそれにならって仕切りを作ります。
参考にしたのはこちらのブログ。
まず、屋根を止めている中央のボスがど真ん中にあるので、これをカットします。
屋根の裏側を暗く塗って遮光。
屋根と壁にそれぞれ磁石をパテで貼り付け、磁石で固定できるようにします。
屋根の裏(下?)にアルミホイルで反射板を作ります。煙出しの部分のアルミホイルは穴を開けておきました。
室内に畳とふすまを取り付けます。
パワーポイントで畳を描き、ふすまにはネットのフリー素材を使って松の木も描き、印刷して切り出します。
プラバンで室内を区切ります。
土間との間は透光させないので1.2mmのプラバン。
付属の縁側間仕切り部材のを裏を黒く塗って遮光、障子の部分は裏を削って透けるようにします。このへんは露太本線さんのブログを参考に。
ただ、うちのは光量が少ないから透けないかも。
外から見える右手前の部屋を0.3mmのプラバンの枠で囲み、畳とふすまを貼り付けます。縁側にも板張りの紙を貼り付けます。
部屋を覗くとこんな感じ。畳とふすまが見えます。
土台も追加の塗装。
縁側の踏石、土間、風呂桶、釜を塗っておきます。
田の字のほかの部屋は見えないのでここに光学繊維を3本立ち上げて、屋根裏のアルミホイルを照らして反射させることにします。床にも壁にも反射するように、出来るだけアルミホイルを敷いておきます。
このわらぶき農家は最近リニューアルしたもので、壁の成形色が茶色から黒に変更されました。黒壁の農家は見慣れませんが、遮光という点では有利です(ひょっとしてそのために黒壁にした?)
地面の方も、先に作ってあった土台に光学繊維を3本埋め込みます。もともと作っておいたLED用の大きな穴が役に立ちました。
光学繊維を通したら、この大きな穴を利用して取り付け用のフェライト磁石を接着します。
穴がでかいのでプラバンでアダプターを作ります。
このアダプターを、土台の穴を通して裏側から接着します。マーカーのキャップを治具にしてアダプターを固定して接着。
アダプターが付いたら、プラバンと別の磁石を治具にして、フェライト磁石を上から吊ってアダプターに接着。
うまく付きました。
モジュールの裏側は3本の光学繊維を束ねておきます。
ライトボックスとしてペットボトルのキャップにLEDをグルーガンで取り付け、黒で塗装しました。
モジュールの裏面に接着。
わらぶきの屋根も、露太本線さんのブログを参考に仕上げます。
フラットアースにダークブラウンのカラーパウダーを混ぜて塗り替え、上からライトブラウンのカラーパウダーを振りかけます。
さらに乾いてから部分的にマッドメディウムを塗りナノプランツのブレンドカラーを振りかけて、屋根に生えた草を表現します。
農家のベースにもさっき作った磁石取り付け用のアダプターを裏側から接着します。
接着が固まったらフェライト磁石をはめて接着します。
これで出来上がり。部屋の電気を消して、農家のライトON!
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