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【カレーを訪ねて三千里】かりい食堂

しとしと雨の降る高円寺。

降りしきる雨の歩道
ほほ濡らす銀のしずく
傘もささず歩いてた
あゝ
あの人の後ろ姿が寂しそうで

高円寺北口から歩いてすぐの四つ角にその店はあった。


優しそうな店主が切り盛りするその店は、決して広くはないがカレー好きをもてなすのにちょうどよさげ。

初めてのオーダーはもちろん全部入りのスペシャルかりいセット。

と行きたいところだがあいにく今日はカリーチキンカリーが売り切れ。これも次回の来店を楽しみにというカレーの神様の思し召しだろう。

さほど待つこともなくサーブされた、かりいプレート。

カレーは
山と海の和サンバル
レンズ豆と玉ねぎのお出汁カレー

いずれも梅、味噌、キノコ、アサリ、カキ、トピ魚といった和の食材でアレンジされた逸品だ。

アチャールがこれまた食べると驚かされる2品
にんにく芽のポリヤル、マスタード醤油仕立て
キャベツと小魚のチッコリ

そこらのカレー屋さんでは味わえない品ばかり。

南インドと日本が出会う高円寺。カレーの奥深さを感じた1日だった。

名も知らぬあなたに昔の僕を見た
恋して燃えた火を雨が消してしまった
遠い夏の思い出

帰り道も湯川昌幸が脳内をかけめぐる。

美味しいカレーを食べて今日も幸せ!

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