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田渕由美子さん 白いカップにお茶の色

 本棚の一角の田渕由美子さんの単行本を久しぶりに取り出し、また読んで懐かしくなりました。そこで、田渕由美子さんの作品について、以前まとめた資料も使って、noteでぼちぼちと感想を書いていきたいと思います(あらすじはネタバレなので一番下に置いときます)。ちなみに順不同(けっこう好きな順だったり)。

今回のお話は 白いカップにお茶の色

 喫茶店のマスターにいつものメニュー「ジャクソンのジャスミンブロッサム」を 覚えてもらって、ウェイターの男の子にヒューッと冷やかされてはにかむシーンは「白いカップにお茶の色」でしたね。

怪獣映画の看板に向かって「がおー」とほえる葛美ちゃんも魅力的でした。


初出 りぼん 1977年1月号

収録
フランス窓便り(RMC)
全作品集 Ⅱ
林檎ものがたり(文庫)


あらすじ
幼い頃から一緒に暮らす葛美ちゃんと義弟の弘則くん。

いつの頃からか葛美ちゃんは弘則くんのことが好きになっていて、でも弘則くんはそんな葛美ちゃんの気持ちに気付いてもくれません。

葛美ちゃんはいつも通う喫茶店のマスターにデートに誘われ映画館に行きますが・・・


田渕由美子さんの作品リスト

#田渕由美子
#りぼん
#おとめチック
#乙女チック
#白いカップにお茶の色

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