出窓レイアウト製作記(49)PECOのポイントマシン設置その1
部屋を片付けたら出窓の一角が空いたんで、ここにレイアウトを敷設できないかと突然思い付きました。
といっても鉄道模型は中学生の頃ハマって以来なので半世紀ぶり?
いろいろと調べながらまったりやりたいと思います。
出窓レイアウト製作記 第49回
PECOのポイントマシン設置その1
駅のあたりの線路は細くてリアル感の高いPECO のコード55(Nファイン)を使うことにします。海外通販でないと買えないかと思ってたんですが、日本の通販でPECOの品揃えのいいところを見つけたのでまとめて買いました。
エキサイトモデルの通販で、しめて15,100円
フレキシブルレール自体はかさばるし、こないだ立川の模型屋さんで見かけたので、今度行ったとき買うことにします。
ここからポイントマシンの設置です。KATOやTOMIXの日本製のポイントは電動の機構を内蔵してるんですが(道床の中に埋め込むのはすごい!)、PECO のポイントはけっこう大きなポイントマシンを自分で付けなければいけません。そこでポイントの下にポイントマシンを埋め込みます。
1.PECO のポイントマシン
ポイントマシン(TURNOUT MOTOR PL-10E)
ポイント切替ロッドの長いタイプ。レイアウトボードの裏面取付用です。
中身はこう
マウンティングプレート5個入り(MOUNTING PLATES (5) PL-9)
ひとつ取り出します。
ポイントマシンをレイアウトボードに固定するアダプター。ポイントマシンの爪をマウンティングプレートに嵌めて固定し、マウンティングプレートをネジ2本でレイアウトボードに固定します。
これがない場合はポイントマシンの爪を直接ポイント枕木の穴に嵌めることになりますが、そうするとポイントの直下にポイントマシンを配置することになるので、大きく地面を切り欠いたりカバーを付けたりする必要があります。
ポイントマシンの爪をマウンティングプレートに嵌めるとこんな感じ
2.取付プレートを作ってユニット化
出窓レイアウトはスタイロフォーム3cmの2枚重ねで6cmの厚さがあるので、さすがにポイント切替ロッドの長いタイプのポイントマシンでも届きません。
しょうがないので取付プレートを作り、ポイントの下のスタイロフォームをくりぬいて、上から順にポイント、コルク道床、取付プレートと重ねて接着して、取付プレートの下にポイントマシンをぶら下げて配置することにします。
レイアウトボードに使った5mm厚のベニヤ板の端切れがあったのでこれをカットして取付プレートを作ります。
ベニヤ板にマウンティングプレートを重ねてネジ穴とポイント切替ロッドの位置をケガき、穴あけします。
ポイントマシンの爪をマウンティングプレートに嵌めて曲げ、固定したら、ポイント切替ロッドを長穴に通してマウンティングプレートをネジでベニヤ板に固定。PECOの取説には裏から木ねじで止めるように書いてありますが、板の厚さが5mmしかないので表側からM2の皿ネジで固定します。
レイアウトにポイントを置いてホマシンの位置をケガきます。
3.山側のポイント
ポイントを外してスタイロフォームをカッターや彫刻刀でくり抜きます。中央部分は3cmのスタイロフォームを全部くり抜き、左右はベニヤの板厚分(5mm)だけ削ります。
ポイントマシンをはめてこんな感じ。ツラいちに出来ました。
ポイントのトングの穴(緑の矢印)にポイント切替ロッドを挿入します。
まだコルク道床を敷いていませんが、ポイントを仮置きしてみました。
4.川側のポイント
川側のポイントはトンネルの上にあって、ポイントのすぐ下はベニヤ板の天井、その下はトンネルになっています。そのためポイントの下にポイントマシンを置けません。そこでポイントマシンを横にずらして設置することにします。
ずらした位置のスタイロフォームを、山側と同じように削ります。
ポイントマシンを設置
今日はここまで。