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とんでもない年末年始と、私がサヨナラしたもの

皆様、明けましておめでとうございます。

タカチセ、12月30日に発熱し。
本日何とか回復の兆しを見せています。

ちなみに発熱第1号は娘。27日の夜に発熱し、その後私が発熱。同時に夫も発熱。

大晦日38度越えの熱にうなされながら私と夫は呟きました。

「これ…インフルだよ…」

気づいた時にはもう遅い。
正月三が日を私たちはまさに病人になって過ごしました。

我が家には脳の手術を終えて療養中の母がおり
ワンコ先生もニャンコ大先生もいる。
弟ABと息子は祖母宅にて正月を迎えてもらうことになっていて
私は何とか母の食事やワンコ先生の散歩、ニャンコ大先生の飯やトイレの掃除をして
あとはずっと横になっていました。

仕事も久しぶりに納期を伸ばしてもらうくらいになってしまい
申し訳ない…あぁ申し訳ない。
クライアントさんは長いお付き合いということもあり快諾してくださったので安心したけど
体調管理は大事だなと実感。

そんな土曜日。
シナリオ作成をしながらふと「あ、映画みよう」と思いネトフリを開く。

チョイスしたのは

小説は読んでいたのだけど
上白石萌音さんと松村北斗さんという役者さんが好きということもあって
映像で見ようと決めていたもの。

PMSとパニック障害。
生きづらさを抱える男女が寄り添い合いながら生きていくという物語で
すごくすごく静かに心地よい話の展開。

最近夫とよく話をするのが
「相手にどれだけ寄り添えるかは大事」

夫は人の気持ちを汲み取るのが苦手というかしない人で
それが私に対してだけだということがわかって
とても悲しかった。

子育てをしながらフォローが必要な家族を抱え
在宅とはいえ仕事をしているという状況で
私自身の「辛い」や「悔しい」という気持ちを
最も自分に近いと思っていた夫という存在に寄り添ってもらえないことに
正直絶望してしまった。

ただ話を聞いてくれるだけでよかったのに。
アドバイスもいらないし、まして怒られたくもない。
自分がやらなければいけないことはわかっているから
ほんとただ黙って話を聞いて欲しかった。

でも夫はそれができない。
「お前の話はどうでもいい」「意志が弱い」
と私のことを切り捨てる。

「もうあなたに対する信頼はない」
そう言った私に夫はあらゆる言葉で怒っていたけれど
もう私の中で夫に対する「こう言ったら申し訳ないな」という感情が
ぷっつりと切れてしまった。

私はずっと自分の中にある「この人は嫌だ」という感情を
できるだけ押し込んで生きてきた。
それは家族に小さい頃から「人の気持ちを考えなさい」「自分勝手に生きてはいけない」と言われ続けてからだったことに40歳になって気がついた。

人の気持ちを考えて、自分の感情は後回しに。

その結果、いきなり糸が切れたように怒り出したり
急に何もかも嫌になって投げ出したくなる。
そうやって仕事を辞めなければいけないこともあった。

それは自分のせいだ。
私の我慢が足りなかったからだ。

私はそうやってまた自分を責め「頑張ることこそ美学だ」と自分に言い聞かせながら
真面目に働き、仕事を任される。
友達から頼りにされる。

でもそれが全て「信頼」ではなく
時に「搾取」であったということに
私はずっと気がつかないふりをしていた。
自分が評価されているから、自分が求められているから。
そう思いたかった。
自分が搾取される人間だなんて思いたくなかった。

12月の初め、私はYouTubeのディレクターを辞めた。
「こんなに無責任な形で辞めていいのか」
迷って決めたことだったけれど
このことをきっかけに私は自分が「サヨナラするべきもの」に気がつき
この正月実行することにした。

その一つが、夫に対する「申し訳ない」を捨てること。
自分が不出来な人間で、夫がいなければ生きていけない人間なんだと思うことからサヨナラして
「私はあなたの言葉にもう傷ついたりしない。傷ついたらハッキリ言う」と宣言した。

そしてもう2つ。
これは有料でお話ししたいと思います。

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