今週、どうだった?『卒業』
148センチ童顔だけど、喫煙歴は長い。
「イメージにない」と言われることも多いけど、「そうなんですね!」と大きな声で言ってその場を乗り切る。そこらへんめげない性格。
吸わない人と吸いたい人をキッチリと分ける世の中になってから、私としては”吸える場所で吸えばいい”なので不便さを感じていない。
むしろ喫煙所では堂々とできるんだから他で吸わないのは当たり前。
夫も喫煙者だけど、数年前から加熱式タバコに変えた。
最近主流になっている”アイコスイルマ”を去年のクリスマスにプレゼントしたのだけど”本体の掃除が要らない”という利点から愛用している。
年明けすぐにイルマが値下がりしていたタイミングで私も購入した。
私は紙タバコが吸えない場面のみでアイコスで職場では紙タバコ。
喫煙者界の二刀流。
しかし、この状況は出費もかさむ。
介護職と言うこともあって紙タバコの臭いも気になっていた。
喫煙後はファブリーズ必須。
夫から常々「そろそろアイコスだけにしたら?」と言われていたのだけど、何となく踏み切れず…
ではなぜ踏み切れないのか理由を考えた。
そこには”お付き合い”というものが大きく関係していた。
職場の喫煙所ではみんなが紙タバコ。
周りに合わせて吸っているというだけ。
臭いを気にして、出費もかさむ。あまり利点が見つからない。
そろそろ意識を変える時だろうか。
別に私がアイコスにしたからといって誰も責めたりはしないだろうし、臭いもつかないんだからその方がいいのだ。
家ではアイコスなんだし、そこまで違和感は感じなくなっている。
そしてこのタイミングで、アイコス本体の限定色が発売された。
この色、久しぶりにときめいた。
夫に「欲しいなぁ」と言ったら「アイコスだけにするんだったら買っていいと思うよ」と言う。
一目ぼれをした私は迷わず「そうする!」と答えて、いざコンビニへ。
しかし、さすが限定色。どこにもない。
コンビニ5件をハシゴしても見つからなかった。
諦めるタカチセ。
試しにAmazonで調べるも、その値段7000円。
倍近い。泣くしかない。
私は「1台あるんだしご縁がなかったことにするよ」と言って諦めた。
しばらくすると、夫が現金をもって立っている。
「ホワイトデー、まだ渡してないからこれで買って」
家庭内…パパ活!!(酷)
買え買わないの悶着を繰り返して、折れたタカチセ。
無事Amazonでポチッた。
2日後に届く予定。
しかし翌日、近所のコンビニに行くと…ある。
前日「あのコンビニにはないだろ」と言って行かなかった。灯台下暗し。
正規の値段3980円で購入できるなら、その方がいい。
ケチな私は速攻Amazonをキャンセルし、買って帰った。
本体のカラーが変わったからと言って吸い心地が変わるわけではない。
でも気持ちはアガる。
無事、アイコス二台持ちとなる。
本体忘れが無いようにカバンに入れて持ち歩く用と家で使う用にした。
この記事をもって、私は長い紙タバコ生活から卒業する。
タバコ忘れて一緒に買ったライターは数限りない。
紙タバコに心が動きそうになるので誰かもらってくれないだろうか。
外に出て吸う紙タバコが好きだった。
友達と朝までしゃべりながら灰皿を一杯にした頃が懐かしい。
さようなら紙タバコ。
君は私の青春だったよ。
このことを友達に伝えると
「そもそも禁煙の意思はないのかよ」
と真っ当なことを言われたけれど、そこら辺はめげないタカチセ。
ちなみにその友達も全然アイコス。お前が言うなよ。
友達と話していて共通したのが「紙タバコよりアイコスの方が本数が減る」ということ。
紙タバコとコーヒーの相性は最高だったけど、アイコスとの相性がすこぶる悪い。
家で作業する時のお供はコーヒーなのでほとんど吸わないという利点が発生した。
世の中が卒業シーズンに入った3月。私も卒業。
新しいタカチセで春を迎える(大げさ)