私子育て『生まれた時のこと⑨』これから親になるあなたへ
2人の出産から新生児きを振り返って、色々学んだことを総括して、おこがましいとは思いましたが『これから親になる皆さんへ』書いていきたいと思います。
①から⑧はマガジンにて。他の『私子育て』記事も入っています(無料だよ!)
①骨盤って大事ね!
私の場合、骨盤狭窄という生まれつき骨盤が小さいためその場合子供の頭が通らない可能性があるとのこと。
ただ、幼少期からの座り姿勢だったりも影響するので、我が母は「座り方に気を付けてあげればよかった…」と言っていた。
そして、臨月近くになっても収まるところに収まれず下がらないのはホント苦しい。この苦しさとお腹の張りの区別がつかないからちょっとヒヤヒヤした。
②帝王切開も立派なお産です
SNS等で『帝王切開は楽だと言われた』とか『お母さんが頑張れないせいと言われた』という話を目にする。
私も帝王切開と言われた時、正直ショックだったし普通分娩が正しいと思っていた人間なので普通分娩で出産した人を羨ましいと思ったことがある。
でも、帝王切開は自分の意思で決められるものではないということ。
決して楽に出産したいから帝王切開になるわけではない。
友達には普通分娩で会陰切開までした後帝王切開になった人もいる。
理由があって子供も自分も守るためにお腹をきるのだ。
そして、帝王切開の術後は本当に苦しい。
起き上がるのも大変。歩き始めるのも勇気が必要。
私のように術中の出血で危なくなることもがある。
目の前で普通分娩をしたお母さんが翌日からご飯を食べるのを横目に水分だけという状況。コレ地味にキツい。
もちろん傷跡も一生モノ。
娘を産む際、ちょっと生死を彷徨う手前を経験して思うのは
『どんな出産も命懸けだな』
ということ。
これから帝王切開をするお母さん、そして周りの皆さん。
どうか堂々としてほしい。
そして、術後の水分補給は麦茶がいいよ!
③産前産後の恨みは一生モノ
これは我が夫に対して。
普段は忘れているけど、折に触れて思い出す。
多分一生忘れない。
産後のケアを手伝ってくれるのは嬉しい。
でも、それよりなによりして欲しいこと。
『いつもの10000000倍優しい言葉をかけてほしいです』
④夜寝れないなら朝でも昼でも寝ればいい
睡眠って大事。
家事なんてできるようになったらできるんだから、先に寝る!
寝たらそれでオールOK!!
⑤赤ちゃんが泣くことに泣かないで
赤ちゃんは多かれ少なかれ泣く。
その声を真剣に受け止めすぎない。
私の場合、泣いてる隙に掃除機かけたり、洗い物したり、わざと音の出る家事をした。
寝ちゃったら起こさないように静かにやらなくちゃならない。なら騒がしいうちに済ませる!
体調等に問題がない限りいつかは泣き止む。
新生児も成長に応じて諦めたりするもの。
それでも近所に泣き声が…という方は防音の壁素材みたいなものが安く売っていたりする。
思い切ってそれを活用するのもアリ。
⑥離乳食は余裕がある時と無い時に分けて
子供には手作りのものをと思うし、愛情をかけている気持ちが幸せホルモンを大放出する。
でも、余裕がないのに手作りしなくてはと強迫観念が付いてくると本末転倒。
レトルトやお湯に溶かすタイプのものをストックして、どんなコンディションの自分にも対応しておく方がいい。
補足として、幼児期の食事も同じ。
特に働きながら子育てをする皆さん、お弁当用の冷凍食品!使えるよ!
最後に
子育てはできるだけ余裕を持ってやることが何より。
私は家事と育児に行き詰まった時、“自分の理想“と“現実にできること“を書き出して妥協点を見つけてきた。
『やりたいけどやれない』
これが沢山あるのが育児。あなたがダメな親だからじゃない。
大変だけど痩せないし、自由がない毎日だけど
その時間を面白がれるくらい手を抜いていいと思う。
そして、それを家族や周りの人間は責めないでほしい。
子育てには社内規定も厳しい上司もいらないよ。
これにて『生まれた時のこと』シリーズは終了です。
読んでいただいた皆さん、ありがとうございました!