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【ウマ娘】カワカミプリンセスについて語ろう

育成を終えて、カワカミプリンセスというキャラクターがあまりにも刺さってしまったので筆をとらせていただいた。

カワカミプリンセスという競走馬については以前触れたとおりなので割愛するが、本作品におけるカワカミプリンセスは他の子の育成イベントに出たりはしつつも、話題になったのはイベントであるジューンプライドでの「ド根性~~!!」や猪突猛進タイプな性格、サポートカードイベントで足元の虫を拳で叩きつぶすなどと言った部分だろう。そのキャラクター性に惹かれたプレイヤーも数多かったものと思う

一言で言えばこの子は

”身体だけが先に成長してしまった女児”である

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最初期から実装されておりその中等部離れした身体が話題になるダイワスカーレットとの比較が下のとおりである

無題

正直言って中等部離れしている。

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あまりにも無防備で、ウマ娘ストーリーや育成イベント中では高所から飛び降りてきてモロ見えすることが複数回あるのだが、君は年頃の娘であることを自覚してほしい。急成長しすぎた身体に自覚がないのだろうともいえるが、内面が完全にこどものまま。

女児アニメの影響を強く受け、お姫様に憧れ王子様にも憧れる。中等部よりもさらに下の年齢層とすら言えるのではないだろうか。正直言って、精神が体についてきていない。危うい。あまりにも危うすぎる。

次に行動について。ウマ娘である彼女は当然、ヒトよりも身体能力は非常に高い。壁を利用して三角跳びをしようとした際にトレーナーと衝突しそうになった際の言葉がこれである

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自覚はあったんでしょうね……

晴れて(?)彼女の担当をすることになった後のイベントもすさまじい。

育成イベント マスコット対決!

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※トレーナーは特別な訓練を受けています。決して真似をしないでください

ちなみに育成シナリオの中盤で彼女に連れられ屋上に連れていかれた時の言葉がこちら

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うん。そうだね。ブルっちゃいますわね。

育成イベント 王子様の優雅なる休日

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ここで担当する前の彼女の発言を思い出してみましょう

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滅茶苦茶である。他にも海の上を走ろうとする烈海王スタイル(ゴザを敷いているのでまだ理解できるがそれをどういうわけかトレーナーも一緒にこなす)や、トレーナーに抱き着き(B91)放り投げて空中で30回転(トレーナーは特別な訓練を受けています)させた上に烈海王かと言わんばかりの水上ワルツを繰り広げるなどといったイベントが用意されている

こんな調子でストーリーが進むので滅茶苦茶でエキセントリックでブッ飛びまくった子という印象も受けるのだが、言い換えると彼女は

周りをみることができない

自分の成長した身体能力を理解していない

考えたら即行動、その後のことは考えない

こどもの思考そのままなのだ。身体は成長していてもまだまだこどもである、ということを認識させる作りになっている。正直読み返せば読み返すほどカワカミプリンセスというウマ娘はこどもなのだ、という事実が伝わってくる

ここからはカワカミプリンセスの育成シナリオの本筋にも絡む部分が大きいので、ネタバレ抜きにプレイしたいというプレイヤーは一度このページを閉じて、育成後に訪れてほしい。一度育成してから一緒にこの感情を共有してほしい


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この子の本質に触れるのはだいたいこのあたり

この子の本質はこの一文にすべてこめられている

史実において故障して自らの走りを失ってしまったカワカミプリンセスだが、ウマ娘カワカミプリンセスもここから崩れて自分を見失いかける。精神的に未熟だからこそ彼女が泣きだすシーンで感情移入したプレイヤーも多いのではないだろうか。

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  守 俺
な 護 が
ら ら  
ぬ ね  
   ば   

アニメ二期のライスシャワーを見た時以来の感情が湧いてきたのは私だけではないだろうと思う

この状態の彼女を立ち直らせたのが先輩にあたるスイープトウショウと父にあたるキングヘイローであり、高松宮記念を勝利するキングヘイローを経て史実にはなかった、自分自身のを取り戻すカワカミプリンセスへと至る。以前も書いたのだが、この高松宮記念は因子継承を上手くすれば勝利することは決して難しくない。出走時のキングヘイローの叱咤はまさしく父親のそれであり必見イベントなのでぜひプレイしてほしい

話が逸れるが、私自身スイープトウショウという競走馬を現役時から見ており大好きな競走馬だった。名牝アドマイヤグルーヴからのバトンを受け継ぎダイワスカーレットという新たな女傑の登場までの長い間牝馬戦線を牽引した彼女がここでも先輩として振る舞う姿は彼女のファンだった私としてはうれしい限りだった(イヤイヤ癖も残っていて愛らしい姿もそのままだが)

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立ち直ったカワカミプリンセスを指す最高の賛辞だと私は思う

一度挫折し心が砕けた主人公が復活、この後立派に成長していく姿はまさしく王道少年漫画のようだった

最後に彼女の非常に愛らしくこどもらしい部分を

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おいおいまたブッ飛んだこと言ってんじゃねえかって?

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怖い夢を見て朝5時から飛び込んできてそのまま泣き続ける愛娘のような存在ですよこんなのキュンッキュンきますよ泣き止むまでずっと頭なでますよこんなの。

私がパパだ

続いて3年目のクリスマス

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ははは、成長したと思ってもまだまだ先が見えてないしやっぱりこどもだなぁ

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ずきゅんどきゅん走り出し
ばきゅん
ぶきゅんかけていくよ

助けてくれ俺の愛バがかわいすぎる

最初のパワフルで脳筋で猪突猛進なおバカ娘なんてイメージからスタートしたせいで、こどもな一面や泣き出したりちょっぴり甘えてみたりなんてのがギャップで刺さりすぎる

正直、現役時代好きだった競走馬だったり思い入れがあったり、はたまた史実エピソードが好きだったりキャラデザインが好きだったりなんて子はたくさんいたが、ここまで深く深く刺さるキャラクター性とシナリオを組み込んでくれたウマ娘には感謝しかない

この子を心底理解し尊重し見届ける父親になりたい

まずは空中30回転や水上ワルツできる身体能力と頑丈さを身に付けなければ

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