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意識を向けるときに気をつけること

「意識を向ける」で、

効率よく
「できる、わかる」
を身につけていくと、

自信をつけて
暗闇を突っ走ってしまうんです。

そして
弱いものをはじき飛ばし、

踏みつぶしていくんです。


高い能力を持つ人は
「だからお前はダメなんだ」と
弱者をはじき飛ばし、
踏みつぶしていきがちです。

強いものこそ
弱いもののことを考えてあげないと
いけないのに、

能力が高いだけで
本当は強くないんです。


「どうしていいかわからない」
という暗闇は、

手探りで
ゆっくり進んで行くのが
安全です。

自分も傷つけないし、

他人も傷つけません。


「意識を向ける」
は爆発的な突破力を見せますが、

万能じゃありません。

使いながらも
頭のスミにはそのことを
置いておきたいです。

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グズグズしていたら
いつまでも進まないじゃないかと
気持ちがせかしますが、

試行錯誤を続けていたら進みます。


自分も他人も傷つけず、

ゆっくりと進んでいきたいものです。

物事の実存を摑もうとするとき、我々は簡単にわかろうとする姿勢を捨てなければならないのだ。そうしなければ、我々は存在の深奥に近づくことが出来ない。つまり、生命の喜びを体感することができない。そして、簡単に理解した合理性は、自己の生存を真実から遠ざけていくと知らなければならないのだ

「『「憧れ」の思想』執行 草舟・著 PHP研究所」


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『日刊 もう一人のわたし教室』

『もう一人のわたし教室』

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