メモ@図書館

○お産で大切なのは、あれこれ先回りして思い悩むことではなく、「来たものを受け止める」という決意です。
これは、子育てでもおんなじ。
お産も子育ても、頭で考えてもうまいこといきません。
起こったことを自然に受け止める力が必要なんです。

親の仕事って、自分が主体となって「産むら育てる」ではないんです。
赤ちゃん主体で「生まれる、育つ」のを丸ごと受け止め、助けていくことじゃないでしょうか。

■赤ちゃんをかわいいと思えることは、子育てでいちばん大切なこと。赤ちゃんをかわいく思うために、しんどさのない子育てをしてください。完璧主義にならず、自分の手のかからんように工夫すること。
赤ちゃんがよく寝てくれて、お母さんがほっとする時間がある子育てのことです。

◎それぞれが、いいところを認め合い、いい面を出し合える家族が、赤ちゃんにとって理想の家庭です。

▲赤ちゃんに話しかけ過ぎないこと。強く泣いたときすぐ応えてやること。

「寝かしといてあげなさい。赤ちゃんだって、寝言も言いたいやろ」

独り言みたいな声のときは、反応せずそっとしておけばいいです。
赤ちゃんが寝ているのに、常に心配してそわそわしたり、「いつも話しかけていなくては」と思う必要はないです。

◎叱る時は、言葉を少なく、威厳をもって。

ここに座りよし。いいことしたと思うか、悪いことしたと思うか?

悪いことしたと思う

そんなら、もうやらんな。遊んできてよし。

△命の危険があることをしたときは、ただちに叱って止めさせなければなりません

■自分が大事にされていると子どもが実感ふるためには、いま、この瞬間のタイミングを逃したらダメ。

◎一才過ぎたら、年齢に見合った「その子の仕事」を与えること。

「自分はお母さんの役に立っている」。この喜びが子どもの居場所、本物の幸せを作るんやね。


ー『大丈夫やで 坂本フジヱ』

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