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デジタルカメラはフィルム
今日は、Masaです。
久しぶりにデジタルカメラの話をしようかと思います。最近は大判カメラで遊んでいたのですが、「写真の原理」を体感できたと思ってます。今回は、その経験を踏まえて、デジタルカメラについて思ったことをまとめました。
賛否あるでしょうが、こんなことを考える人もいるのだなーと大きな気持ちで読んでいただけると幸いです。
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写りすぎず、柔らかすぎずいい感じ。
中古カメラ屋で、ライカRレンズをライカSLマウントにつけるマウントアダプターを安く手に入れました。早速ライカR8と一緒に購入した60mmマクロをデジタルカメラにつけてみました。Rawで撮影して、Photolabでモノクロ化(Try-Xをシミュレート)しました。カメラは、ライカSL2-Sで、マニュアル設定で撮影しています。
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壁には、自分の作品を飾ってます。
ここからが本題。「デジタルカメラはフィルム」という一見矛盾するお題ですが、大判カメラを経験して、本気でそのように思いました。まずカメラって何?ってことですが、基本的には「暗箱」なんです。単純に中が暗い箱。写真を撮るには、それ以外に「レンズ」と「感光材(例えばフィルム)」があればいい。もちろん、シャッターや絞りなども必要ですが、それは光量をコントロールするための機能で、大昔はレンズキャップの開け閉めでやっていたらしいので、共通の機能と言えそうです。
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黒の締まりとランプの微妙なトーンが好き
写真を撮る道具=レンズ+暗箱+感光材(フィルム)というように抽象化するなら、デジタルカメラは、暗箱+感光材(フィルム)という事です。暗箱はどのカメラでも等価と考えると、もし、大判カメラのように、マウントに制約がないのであれば、デジカメ=感光材(フィルム)という事になります。マウントアダプターがたくさん出回っていることから、このように考えても差し支えないかもしれません。
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寝ながら電気を消すための工夫あるある。でも寝落ちすると消せない。
そう考えると、デジカメを選ぶという事は究極にはフィルムを選ぶというのと同じことではないでしょうか?もしそうなら、カメラの選択はメーカー毎の画像エンジンの特性やJpegの出来で決めるべきなのかもしれません。私なりにデジタルカメラの本質と選択基準を整理できたように思います。もちろん、使い勝手みたいな要素が入るのですが・・
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黒、灰、白色のメリハリとつながりが好き
私は、3社のデジカメを使用していますが、今度はJpegで撮影しようかと思います。デジカメ(フィルム)というなら、各メーカーの色が本来の性能と言えそうです。少しづつカメラを整理していこうかと考えているので、このように思考の整理ができたことはよかったです。
置き場所も無くなってきたので、35mmカメラについては、フィルムカメラ2台をメインにして、デジタル一眼を1台に整理していきたいと考えています。いつも整理してもそれ以上に増えていくのはわれながら疑問ですけれど。
さてさて、ライカチーム(SL2-SとR8など)を残すか、ニコンチーム(D5とF3など)を残すか・・・しばらく悩みは尽きません。
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