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ひさしぶりにフィルムライカを使う

今日は、Masaです。

久しぶりに、ライカM6にフィルムを通しました。このカメラは、20年以上前にある中古カメラ屋さんで見つけたのですが、外観がぼろぼろです。黒のボディーなのですが、前に所有されていた方が、LEICAの文字と赤バッチをマジックで黒く塗りつぶしており、擦り傷もたくさんついてます。ひょっとして前の所有者は戦場カメラマンって思うぐらいよれよれです。ただ、動作は非常に快調で、露出計もちゃんと動いており、安かったので買った記憶があります。

たまにシャッターは切っていたのですが、最近はフィルム写真にぞっこんなので、ろくにメンテナンスもしていなかったM6を久しぶりに使ってみることにしました。レンズは当時安く手に入れたズマロン35mm/3.5Fにします。実はこのレンズ、大のお気に入りです。ただ、フォーカスを回すと、絞りリング自体も回ってしまうので、先に絞りを決めてから距離を合わす必要があります。

10年以上ご無沙汰していたM6ですが、近所を散歩したのでUpします。

このハイライトとシャドーの写りがたまらん。
やっぱりライカのレンズはいいと思ってしまっしますよね。
ライカは暗めがかっこいいと勝手に思ってます。
少しコントラストを上げるとかっこいい写真になります
なぜかこんな写真が多くなります。

なぜか、M6を使うと影と光を意識して撮ることが多くなります。過去の記事で、「カメラを変えると撮るものも変わる」って書いたのですが、まさにその通りです。

影の中にディティール(赤い鞄)が残っているのがいい
これもいい感じ

私のズマロン35mm/3.5Fは、L39マウントなので、1950年くらいのレンズかもしれません。でも上の写真のように、すごくきれいに写りますし、ピントも非常にシャープに写ってます。その年代にこんなに映るレンズが作れたことが、素晴らしいと思ってます。今のレンズのカリカリさは全くありませんが、私はこのレンズの柔らかさと、陰影の写りがとても気にいってます。

「ライカはレンズ」って言う方もおられますが、特にオールドレンズに関しては、私もそう思います。フィルムと相互作用で、なんとも懐かしさの中に表現力豊かな写真を生み出します。もちろんM6を持った時の感情も相互作用していると思います。もう少し使ってあげないとと改めて思いました。

ほかにも街スナップもあるのですが次回にします。
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