繊細さと生きていく。

こんにちは。mohanです。
ここのところnoteを頻繁に更新できていて嬉しい。というかここに逃げに来ているといってもいい。頭の中に溜まったよくわからんモヤモヤみたいなものを言語化して、冷静になろうとしている。自分の性格ってそう簡単には変えられないっていうけど本当にそうだよなあと思う。定期的に来る、名付けて大人イヤイヤ期。そんなものあるかいって突っ込んでくれてもいい。なくってもなんかそんなものが存在したら面白いなと思った。大人でもイヤイヤな時があってもいいと言いたい。もっと身軽になりたい、自由になりたい。ただそれだけなのに、それを叶えられたと実感するまでにどれくらいの時間がかかるんだろうと思うくらい苦しい。遠い。現実を直視する度に、こんなはずじゃなかった、もっと上手くやれたはずだという後悔に苛まれるのをやめたい。7年前に戻れるスイッチがあったら押してしまいそうである。まだ可能性が広がっている、まだ何者でもないあの時。7年前に戻れたからって全て完璧にいくわけはないのに、それでも思う。やり直したい。人生やり直しスイッチが目の前に現れたら小躍りしてしまいそうで困った困った。こまったさんのグラタンが食べたい。こまったさんシリーズって知ってます?小学生の時大好きだったんですよ。(笑) わかったさんシリーズっていうのもあるんで、童心に帰りたい時はぜひ。こうやってすぐに脱線するのをやめたい。やめられないとめられない。かっぱえびせんは食べないよ。うん、何の話か分からなくなったので戻りますね。(笑)

なんかもっと鈍感になりたかったな、とは思います。今の生きる世界が江戸時代か、何なら平安時代なら私はこの世界で適応できたのかもしれない。生まれた時代ミスったとか思ったけど、思ったところでどうにもならないのでどうにかするしかないっていうね。おまけに小心者で臆病ときているもんだから、突拍子もなくダイブします!とかできないっていうね。近くに川があるとかないとかそういう問題じゃないし。オリンピックの飛び込み選手ってかっこいいよな。世の中のスピードが目まぐるしくて、気づいたら自分だけぐるぐるしてて取り残されている。シンクロみたいに他の人と同じ動きをすることさえ難しくて、ただ適応できないまま宙に浮いてきた。取り繕って、化けの皮が剥がれて、嫌われて、腫物扱いされて、逃げた。何度も何度も逃げた。その度に、自分がこの世界で異質な存在だと突き付けられた。いっそ人間じゃなかったら良かったとも思う。将来の夢がネコだといったいるかちゃんみたいに生きたい。大人になっても、お願い!フェアリーは売りに出せない。

「八方美人ですよね」
私のことを何も知らないひとりの人間からある日突然言い放たれた言葉は、私の背中を鈍くえぐった。見えないところにあざを作るみたいに、いつまでも残り続ける。はっぽうびじん。私は周りから好かれるどころか、結構嫌われますよ。否、これは褒め言葉じゃあない。当のあなたも陰でコソコソ陰湿な悪口なるものを繰り出して笑っているじゃないか。八方に美人だなんて考えられない。
カテゴリーに当てはめて、この人はこう、この人はああだから無理。断定されたら終わり、挽回は不可能。そんな世界で、上手く渡り歩いていかなきゃだなんて、なんてバカバカしいんだろうとか思ってみる。この世の全ての人間に自分をわかってもらおうとか、好きになってもらおうなんてとんでもなく無謀だと、悟りの境地でも開こうか。きっと開いた方が早い。

全然大丈夫じゃねぇわ!!って声に出して言いたい人がこの世界にどれだけいるのかと思うと計り知れない。それだけなんじゃそりゃと思う案件が沢山横たわっているから恐ろしい。それでも表面上は大丈夫なように振る舞わなきゃいけなくて、自己効力感の低さを引きずって頭の中にBUMPと米津さんを登場させることで生を保っていたりする。 改めて存在していてくれてありがとうと言いたい。生きてるだけで偉いって言いすぎでも何でもないと今更ながら思う。一緒にかつ丼を食べてくれて、「泣きながらご飯を食べたことがある人は、生きていけます」って言い切ってくれた巻さんみたいになりたい。カルテット大好き。好きだと思えるものがそばにあれば、なんとかなるのかもしれない。ごまかして、なかったことにして、寝れば薄れる、いつかは意識から消える。そうやって数十年間をやり過ごせば、いつかは終わるのか。怖いくらいに終わることに対して執着心がないからどうしようと思ってみる。

なんか視界が狭いな、と思ったところで+1センチを読みました。面白いくらいに単純なのか気分が晴れやかになる。シャープペンシルの芯並みに狭まった視野を広げて、呼吸をすることを思い出させてくれた。作者のキム・ウンジュさんにお会いしてみたい。この本に出てくるクマのキャラクターが可愛すぎるっていうファンレターを今更ながらヤン・ヒョンジョンさんに送るかで迷う。そうこうしてるうちに夜になった。
一曲の音楽とか、美味しいごはんで気分がマシになるっていうのはあながち間違いでもなく、今日はたまたま開いた+1センチがそれだった。6、7年前に図書館で出会い、感激のあまりクリスマスプレゼントに購入したことを思い出した。

これから何度も何度も床にへばりつくようなことがあるとは思うが、その度に世界の何かに少しずつ頼って、それとなく生きていけたらと思う。ゆるりと。


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