16才で精神科
16才の時、不眠に悩まされある病院の内科へ行った。
その時は眠剤を処方され「次回から当病院の神経科へご来診下さい」と言われそれから約14年間通い続けたのだが、薬を処方されるだけで何の検査などもなくずっと【病名不明】だった。
次第に薬は効かなくなっていき処方される薬は効き目の弱いものばかりだった(そういう薬しか契約してない病院だった)。
果てには薬が全く効かないので過剰に摂取するようになり、薬が足らなくなって来院すると当時の主治医は怒りだす始末。
そんなことが14年も続いた。
ある日おれは過剰摂取で怒られるのがイヤで「薬を落とした」とウソをついた。
そうすると当時の主治医は激怒し説教をしてきた。
結局そのウソの理由から薬は再処方されず三日三晩眠れず挙句には睡眠不足のせいで10日間血を吐くハメに。
やがておれへの対応もズサンになり、受付に薬の処方箋が出るまで待つように言われ待ってたら二時間も待たされて不安に思ったおれは受付に聞くと診察するので診断室の前で待つようにと。
その受付とは目と鼻の先でおれは待っていて受付はチラホラ何か言いたそうだったにもかかわらず受付は知らんぷり。
それに怒ったら次来院した時に当時の主治医から「ウチでは手に負えないから他所へ行ってくれ」と言われた。
今まで徒歩10分で診断書が二千円だったその病院から今度は電車で30分診断書五千円の心療内科へ行くことになった。
その新しく通う心療内科は受付がどんよりしていて受付係も無愛想な態度、医師もこちらの話など聞かず見た目で人を判断し横柄な診察。
ある日おれは堪りかねて激昂した、すると理事長が対応し院長が診察してくれるように。
その受付係もいつの間にか居なくなった。
そしてその院長が初診察の時に経験と知識からか「それは発達障害じゃないかなー」と。
専門の心理カウンセラーに検査してもらうと結果はやはり《広汎性発達障害》と診断された。
発症から約14年後それからおれは障害年金を受給できるようになりゆっくり自宅療養ができるようになった。
それまではバイト先や会社から文句言われながらも通院してたのが一切なくなり無理に仕事をすることもなくなった。
障害年金は二十歳から受給可能なので以前の病院さえ通院してなければなど恨み怨み憾むようになった。そして現在に至る。
以前の病院と医師は絶対に許さないし、何より不安なのが今の主治医が高齢なのでいつ引退してもおかしくない点。次に代わる新しい主治医に不安しか感じない。
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