ユニバーサルデザインを考える
最近の家電製品は機能がたくさんありすぎて、操作も複雑で見えないとお手上げです。
でも、そんな中でも音声ガイド付きのものがあるので助かっています。
我が家でしゃべる家電は電子レンジ、IHクッキングヒーター、エアコン、給湯器、お掃除ロボット、テレビ、電話。
しゃべらなくても、洗濯機と温水便座には点字がついているので操作できます。
あらためて書き出すと結構ありました。ありがたい!
音声ガイドにそって操作するのは、視覚障害者だけでなく、操作に不慣れな人にも役立つと思います。
そういうのって、「ユニバーサルデザイン」というんですよね。
(ユニバーサルデザイン:年齢や性別、文化の違い、障害の有無によらず、誰にとってもわかりやすく、使いやすい設計のこと)
シャンプーについているギザギザもユニバーサルデザイン。目をつぶっていても触ってわかるように、日本製のほとんどのシャンプーにはついています。
ユニバーサルデザインという観点からなのでしょうか、最近の照明スイッチは大きな平たいスイッチになってきました。
押す面が広いので、手のひらでも体の一部でも押せるし、誰にでも使いやすいということなのでしょう。
まあそうなのですが、明かりが見えないもぐたはスイッチの状態で証明がついているか判断しているので、このスイッチだと常に同じ状態なのでわかりません。
従来のシーソー型、特に入り側に突起があるものは、突起がある側が引っ込んでいれば明かりがついているとわかります。
見えないのに照明をつけるのか?という疑問がわくかも知れません。
見えなくても、同居家族がいれば照明を使うし、一人暮らしの場合でも防犯対策で夜は照明をつけて昼間は消します。
先日リフォームをした時に照明スイッチをこの形に変えられてしまい、事情を説明して元のシーソー型に戻してもらいました。
本当のユニバーサルデザインというものは、なかなか難しいですね。