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採れたよ採れたよ大きなクラゲが

それは先週の日曜日のことでした。

クラゲ担当のSさんに「カミクラゲがいるといつもクラゲを見に来てくれる男の子から教えらもらった」というクラゲ発見のタレコミが。

これがカミクラゲだ!

カミクラゲは日本固有のクラゲで、青森から九州までの内湾に生息しています、が、実は久慈では見たことがなく、いつもSさんのクラゲコネクションで入手したものをただ水槽で眺めるだけでした。

ここ数年久慈で採集できたクラゲとしては、サルシア、シロ、ドフラインなどが多く(たまにオワン)、傘径数センチの小さなクラゲしか見たことが無かったのでした。

そこにあの、カミクラゲがいるということで、Sさんと休みを利用して採集に行くことに。

Go〇gleマップを活用しながら目的の場所へ、すると…。

そこには打ちあがりつつも確かにカミクラゲの姿が!
「都市伝説じゃなかったんだ!」と二人のテンションが上がってきました。

周りを見ても姿が確認できず、他の場所も探してみようということになり探しますが全然いない。

今回もまたいないのか、スタッフが行くといなくなる悪いジンクス通りなのか、、少し諦めムードが漂う中、車に戻ろうとしたその時、

Sさんが「T君、あれ、なんだ?」

お分かりいただけるだろうか

なんとそこには、あきらめかけていたカミクラゲの姿が!

Sさんが大急ぎで車に採集道具を採りに戻り、その間いなくならないか見張っているというパニック状態でした。

そして無事採集できたのがこちら、正真正銘のカミクラゲ。

この時ガイ〇の夜明けのテーマソングが脳内に流れていました。

カヌレみたい

その後、情報をくれた男の子とお母さんに合流してしばらく採集することに。

場所も変えながら見ていると、カミクラゲ激熱ポイントを発見し、20個体ほどのカミクラゲとサルシア、ドフラインを採集できました🙌

男の子も採集を手伝ってくれました

久しぶりにこんなに大きなクラゲを採集することができ、二人で盛り上がりながりながら帰路についたのでした。

勤務中に行ければそれに越したことは無いのですが、小さい水族館なのでスタッフが見れる場所はとても限られます。

そうした中で、いつも来てくれる、応援してくれるお客さんからこのような情報をいただけるのは本当にありがたく、うれしい限りです。

男の子と野郎2人の汗と腰痛の結晶のカミクラゲ、是非見に来てくださいね!

すっかりクラゲの話に夢中でしたが、もぐらんぴあは4月22日におかげさまで30周年という節目の年を迎えることができました。

30周年を忘れクラゲ採集に大興奮だったのでした

ひとえに来館していただくお客様やSNSやブログを暖かく見守ってくれる皆様のおかげです。

岩手唯一の水族館としてこれからも岩手の海の情報を発信できればと思いますので今後ともよろしくお願いいたします!


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