リーダーの存在
僕が考えるリーダー論がある
リーダーは組織や複数人いるチームには必要不可欠だと思っている。
一匹狼や個人事業主にリーダーは必要ないかもだけどリーダーの素質を持っておいて越したことはない。
色んなものが進化している現代ではあるがおそらくあと何十年かは人と人とが接する機会が続く。その時にリーダーの素質が大事になってくると僕は考えている。
リーダーとエースをよく勘違いしてる人がいるがまるっきり違う。
サッカーで例えるなら一試合に3得点を毎回決めるような人がエースで。
リーダーはみんなに支持を出したりアシストを出したり時には攻め時には守る。全てのことがマルチにできるのがリーダーと考える。
リーダーはテストで普段30点しか取れない仲間の点数を60点に引き上げるのが真のリーダーと考える。
リーダー自身のテストの点数は20点で構わない。
他メンバーが普段の倍の点数を取れれば総合点でそのチームの点数は過去のそれを上回るはずだ。
周りを活かしチームの総合力を高めることができるものがリーダー。
自分自身が先頭に立ち自ら100点のテストを取りその姿勢を見せる。そんなものはリーダーではない。
なぜか?残念ながらこの世で100点を取れる人間などそうそういない。
しかし、平均点以上は必ず誰でも取れる。
100点の姿勢を見せ続けるリーダーの元で育つ次のリーダーは100点が取れる素質を持ったものだけだ。
他の人のいいところは伸びない。
才能あるものだけを伸ばすのではなく、みんなの素質を伸ばすことができるのが真のリーダーと考える。
サッカーで勝率が高く順位では毎回上位の強豪チームがあった。
そのチームの試合ではほぼ毎回得点を決めるエースがいた。ディフェンスは全員で行い。メンバー全員に役割がありチームの雰囲気もかなりいい。
それが毎回発揮されるチーム。
ある時を境にエースが得点を決めれず、失点が多くなり、チームの雰囲気が悪くなり遂には順位も最下位の方になった。
何が変わったのか?
昨年までいたリーダーが変わったのだ。
そのチームのリーダーだった選手は得点能力が高いわけでもパスの精度が高精度でもない。
足がめちゃくちゃ速いわけでも身体能力がめちゃくちゃ高いわけでもない。
そんな非凡なリーダーが変わっただけでチームの順位ががらっと変わる。
エースを育てがちな昨今だが。
チームや組織の成長を真に考えるのなら
エースよりリーダーを育てた方が良い。
エースに才能は必要かもだがリーダーに才能はほぼ必要ない。
やるかやらないかだ。