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ちょうちょうぶん
侍ジャパンの試合も終わり、今シーズンのプロ野球の試合はこれで終わり。
実は、今シーズンの初めから1ヶ月ごとにその時点での見立てを書いていた。
自分は阪神タイガースのファンなのでセ・リーグの見立てだけ。
そして、不安目線ではなく出来る限りフラットに全チームを見たつもり。
夏場は自分が忙しくてちゃんと書いてないけれど・・・
チャチャっと書いた割にはなかなか的を得た見立てだった気がする。
せっかくなのでここに残しておく。
見立て1
👇はおそらくゴールデンウィークの頃に書いたもの
開幕から約1ヶ月・・・
プロ野球も30試合前後を消化した。
それぞれのチーム事情があって、勝ち負けの差も随分ついてきた。
自分が思う現時点でのセ・リーグの全チームの調子の見立てを書いてみる。
横浜DeNAベイスターズ
現在1位のチーム。
開幕こそ躓いたがその後打線が爆発。特に宮崎がずっと調子がいい。いつまで続くか。チーム自体も今は調子がいいと思う。調子が落ちてきた時にどこまで星を落とさず行けるかというところ。
阪神タイガース
贔屓目なしに今シーズンは全てにおいて1番バランスがとれているチームだと思う。現在2位で1位の横浜を追いかけているが、チームの状態は良くも悪くもない感じがする。つまりこれから良くなれば今の横浜以上の勢いがつくと思う。悪くなってもそこまで落ちることもないように思う。長期戦のペナントレースではこのフラットな状態でどれだけ勝ちを拾えるか?が勝負所と考えたらかなり有利ではないかと思う。
広島東洋カープ
現在3位。
勝ち負けは5割に少し届かないところ。このチームはこの1ヶ月好不調の波が激しかったように思う。そして今は阪神同様フラットに近いのかなと思う。このチームはフラットで5割くらいの実力なんだと思う。調子が上がった時にどこまでそれを続けられるか?
ヤクルトスワローズ
現在4位。
序盤は1位だったが、とにかくこの1ヶ月は打た無さすぎた。ここに来てようやく打ち始めたので5月で一気に上がってくるように思う。後はすでにかなり登板している中継ぎ陣がどこまで踏ん張れるか。今の調子が底な気がするのでどんどん上がってくるはず。
読売ジャイアンツ
現在5位。
このチームはちょうど世代交代の時期で1番チーム力としては弱くなっている時期。加えてベテラン勢の成績がもう1つで怪我人も多い。若手も秋広や中山、直江と出てきてはいるが、チーム全体に勢いをつけられるほどではないように思う。今年1年はまだ坂本、丸らベテランに頼るしかないか。現時点での調子はけが人が多いので少し悪いと思うが良くなっても上位チームほどの勢いはつかないように思う。
中日ドラゴンズ
ここだけ少し離された。やはり選手層が薄い。ここ最近、少し勝ったが今が調子がいい状態に思う。この状態で一気に借金を返せるほどの力があるかと言われたら正直ないように思う。仮に返せたとして、フラットな調子のときでも少し負け気味になると思うので終わってみたらそこまでの成績は残せないのではないか。
見立て2
6月2日現在
1位 阪神タイガース
5月は勝ちに勝ちまくってダントツの首位他の球団のファンも自チームのファンの一部(にわかの浅い人達)は勢いというが決して勢いではない。この連勝は地力の強さと相手の弱さで成り立っていた。今がフラットな状態だと思う。連勝後現在2連敗中。いつも通りの野球を心がければ6月も5割以上の成績を残せるはず
2位 横浜DeNAベイスターズ
宮崎が打たなくなると勝敗に結びつかなくなる。良くも悪くも宮崎次第。投手はここまで実力以上のものを出している気がする。バテてきたらどうか
3位 広島東洋カープ
このチームはこの先が読めない。いいのか悪いのかもわからない。それだけに怖い存在ずっと5割を行ったり来たりでおそらくこのくらいの地力があるチーム
4位 読売ジャイアンツ
このチームはフラットな調子だと5割を少し切るくらいになると思う。ベテランがバテずにどこまで試合に出られるか。確実に若手が出始めているので後半に伸びてくるかもとは思う。
5位 ヤクルトスワローズ
連敗が響いている上に選手の離脱が多すぎる。選手が戻ってきてからとこまで連敗分ののマイナスを取り返せるか
6位 中日ドラゴンズ
やはり選手層の薄さが気になる。細川と石川を抑えたらほとんど点は入らない。投手もこのままでは中継ぎは必ずバテる
見立て3
7月14日現在
1位 阪神タイガース
打線が芳しくない上に替えのきかない近本の離脱。その割にまだ貯金が二桁。今いない選手が戻ってきてまだギアがあげられる状態ではあるが、今の状態でどこまで貯金を切り崩さずに行けるか
2位 横浜DeNAベイスターズ
連勝しても必ず同じくらい連敗する。打線がここに来て少し陰り気味。一方でバウアー今永といった先発陣が整っているのでやはり打線が上向くと一気に上がってきそう。あとはどこまで息が保つか。
3位 広島東洋カープ
連勝して一気に行けるかというところでの西川の離脱。この影響を如何に少なく過ごせるか。それによってはダークホースに。
4位 読売ジャイアンツ
ホームランを打って勝つしかできない野球。打線が下向くと勝てなくなる。一方で投手陣はかなり整った。ただ、ベテランが多くこの夏をバテずに超えられるか?
5位 ヤクルトスワローズ
兎にも角にも村上次第
6位 中日ドラゴンズ
若手が頑張っているがやはり今年は厳しい
見立て4
8月4日現在
1位 阪神タイガース
7月こそ不調だったが、それでも貯金を二桁キープし続けたのはでかい。オールスター明けにはギアを少し上げたのか一気に不調分を取り戻した。ここまですっと無理せず戦っているのがよそとは違うところ。ここから更にギアを上げてなおかつよそのチームのような好調期が来たら一気に独走するはず。
2位 広島東洋カープ
1.5ゲーム差で2位につけている。ほぼこのチームが最後の阪神のライバルとなる気がする。西川を欠いてのこの成績は監督含めチーム一丸となってる印象。もう大型連敗もないだろうから貯金二桁は固いのではないか。
3位 横浜DeNAベイスターズ
やはり抑えの山崎が不調なのは辛い。終盤リードしていてもそこに不安要素があると精神的にキツいので落とす試合も出てきそう。このチームは好調だから勝っていたのでそれでなくなればこのくらいの成績だと言うのは予想通り。予想外はバウアーの活躍か。上がるためには宮崎を休まず使い続けるぐらいか?
4位 読売ジャイアンツ
はじめからの予想通り大体5割を行ったり来たり。このチームの実力は今年はそのくらい。好調になったとしても上位のチームにそれで五分五分といったところなのでもう上積みは見込めない。秋広、吉川、門脇や投手も若い選手が芽を出したので3年後くらいには強くなりそう。
5位 ヤクルトスワローズ
7月も村上が上がってこない。このチームはとにかくそれに尽きる。その結果がこれ。挙げ句にここに来て怪我人も続出で今年は厳しいか?
6位 中日ドラゴンズ
上位に食らいつけるような選手層ではない。細川、石川、岡林と打つ方にいいのが出てきたがまだ荒い。本格的には来年以降か?投打ともにとにかく選手が薄いのでまずは即戦力からチームを作り直すのが急務。今年は無理。
見立て5
9月9日現在
1位 阪神タイガース
調子の好不調は他のチーム同様あれど、広島や横浜のような勢いはないながらも地力の強さが際立っての勝ち方が続いている。
マジックも一桁になってこのまま普通に行けば日本シリーズまでは行けるはず
2位 広島東洋カープ
この順位にいるのが不思議なくらいの選手層。勢いがつけば阪神以外には手が出せなくなる。それでこの順位も納得。勢いが落ちたら一気にチーム力は落ちるが、そこまで落ちないのは新井監督の手腕か。
3位 横浜DeNAベイスターズ
選手層は厚いが阪神とは監督力の差なのかもしれない。CSにバウアーが間に合うかがこのチームの肝か。
4位 読売ジャイアンツ
春先の予想通りの成績。5割に少し届かないくらいが今年の実力。若手が出てきてはいるが、それらの本当の活躍は来季以降になると思う。
5位 ヤクルトスワローズ
村上に焦点が当たりがちだが、このチームは塩見が活躍して初めて色んな作戦ができるチーム。塩見がかけているときのチーム力は半減以下になるのが如実に出ていた。
6位 中日ドラゴンズ
全てにおいて一からやり直さなくては来季も変わらないのではないかというくらい状態が悪い。
素人目には打開策は見つからない。
見立て6
10/8
最終順位
1位 阪神タイガース
最終的に特に大きなピンチもなくそのままゴールイン優勝を決めるまで負けなしの連勝中も特に奇を衒ったこともなく普通にやって優勝。
自力があるからそれでも勝てる。
本当のギアを上げた状態を見せることもなく終わったように思う。
CS、日本シリーズでそれが出てきたら嬉しい。
2位 広島東洋カープ
この戦力でこの順位は大健闘か。
今年一番勢いがあったチームのように思う。
来年、自力がついてこの勢いなら優勝もあるかと思う。
3位 横浜DeNAベイスターズ
この戦力で優勝出来なかったのは痛い。
そのくらい投打ともに戦力は揃っていたように思う。戦力だけなら阪神よりも上な気もする。
来年抜けるかもしれない戦力が多く、是非とも今年優勝を決めておきたかっただろう。
来年はそれらの戦力がどれだけ残ってくれるかでチーム力な判断がつきにくいチーム
4位 読売ジャイアンツ
今年の初めの予想にも書いたがこのチームの成績は大体こんなもんと思っていた。貯金を作れたのでむしろ好成績。
今はチームの過渡期で今年、数人若手が出てきたのでこれから上手くベテランと入れ替われば一気に強くなる。
後は阿部新監督の手腕次第。
5位 ヤクルトスワローズ
正直一番驚いたチーム。
打線の核となる塩見、村上の不調もさることながら、ここまで投手力が落ちるとは思わなかった。
高津監督の采配もこの投手力ではなかなか振るえなかったか。
投手力が上がらないと来年と厳しい気がする。
6位 中日ドラゴンズ
今年一番最初に順位予想で当てはめたのがここ。
予想通りの順位。
今年は特に酷かったように思うが、とにかくまだまだ優勝争い出来るような状態にない。
細川の今年以上の活躍と石川昂弥の成長を見込んでも来年は良くてAクラス争いな気がする。
・・・とまぁド素人が無責任にああでもないこうでもないと駄文を綴った。
その後ご存知の通り日本シリーズで阪神タイガースは日本一となる。
来年も楽しみだ。