2021年の#もぐら本、タイトルと目次を発表します。
こんにちは。もぐら会のヒロコです。現在もぐら会の有志で制作中のインタビュー集「もぐら本2」、入稿しました! 販売開始は5月中旬。そうですGW進行というやつです。
今日はみなさまに、「もぐら本2」の正式タイトルと、インタビュー目次をお知らせしたいと思います。
2021年のもぐら本、タイトルは『もぐらの鉱物採集2 インターネットの外側で拾いあつめた言葉たち 二〇〇〇ー二〇二〇』です。
『もぐらの鉱物採集』は、2020年に制作した初代もぐら本に引き続き、“もぐら会の本”としてタイトルにつけました。もぐら会では、自分自身、そして他の人達が存在する場の力を借りながら、一人ひとりが心の結晶を培ってきました。もぐら本には、エッセイあるいはインタビューと執筆の形式は異なっても、やっぱりその心の結晶が込められていると思うからです。
そして、もぐら本2のコンセプト「何者でもない普通の人たちが、この20年間をどう生きてきたのかを確かめる」を表すタイトルは?——制作チームが何周も何周もディスカッションを重ねて、定まったのはとてもシンプルなタイトルでした。
ツイッターの140文字、あるいはブログの3000字の中で、声高に、きらびやかかに語られる誰かの素敵な人生。本書に収められているのは、そこからこぼれ落ちるように、でも確かに存在する、名もない誰かの人生です。
そこに込められた思いについては、次回、エミコ編集長に語ってもらいましょう。
ここでは、販売開始を控えて、インタビュー目次をご紹介します。17名ずつの聞き手と語り手による人生の語りがどんなものか、ちょっと想像してみていただけたら嬉しいです。
***
もぐらの鉱物採集2 インターネットの外側で拾いあつめた言葉たち
二〇〇〇ー二〇二〇 目次
◇あなたはその社会、クソみたいな社会に適応してらっしゃるだけですよねって言って
◇社会に出てから自分がやったことの中で一番素晴らしかったことが、休職なんですね
◇自転車に乗っけて、「じゃあ今日はあっちに行こうか」っていう生活はすごく楽しかった
◇受けたら受かって。でも、またそれから悩んで
◇何を恐れているんですか、って聞かれた時に、なんだろう?って思ったんですよね
◇自分に飽きるんだよね、たぶん。そこまで自分だけで楽しめるのかなって、自信はない
◇どんなに怒られても、どんなにありがたがられても、忘れちゃう
◇それがわかったのがやっぱ最近なんだよね なんかちゃんとわかったのが
◇もうちょっと、前のめりになって接することが、多分できるようになったのかな
◇コロッケってほんまに意味ないですよね なんか、あんだけ手間かかるのに
◇だって、なに、そんなになに、すごい自分、重要人物とかどうやったら思えるんだろうね
◇重なり合いながら暮らしていく暮らし方って面白いなって
◇後ろからこう、近寄ってきて、私を穴に落とす人がいる、みたいな
◇みんな弱いしさ 仲良くやろうぜ、みたいな 私も結構弱いんだけどさ、みたいな 感じだけど
◇思ったんだけど、私の結婚はさ、国際結婚だったんだよ
◇なんかもう鉢からこぼれた土で土まみれにさせられて
◇その子と、私 絶対それは揺るがないの 自分が何者かになるわけじゃないの
***
★もぐら本2は5/16文学フリマに参加します!
また、ネット通販でも購入いただけるよう、販売準備を進めています。Twitterでも情報を発信していきますのでお楽しみに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?