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「寄せカラオケ」ワンポイント講座

年末年始といえば忘年会、新年会、そして二次会のカラオケ。コロナ前以来ひさしぶりにカラオケに行ったという人も多いのではなかろうか。私もその一人です。基本はもちろん好きな歌を好きなように歌うことだが、カラオケには寄せていく楽しみもある。

この場合の「寄せ」とは「モノマネというほどのレベルではないが、なんとなくそれっぽく歌う」ことを指す。この寄せによる中途半端ななりきり具合がなかなか楽しいと思うので勝手に講座として書くが、お前は解説できるほど歌が上手いのか?と問われればそんなにうまくもない。採点をやると安定の80点台くらいのそこそこ具合なうえに、寄せていくとさらに下がる。寄せは採点には向きません。ご注意を。

では、個人的に寄せやすいと思うアーティスト別に書いていく。

●山崎まさよし
安定の寄せやすさ。宇多田ヒカルとかDA PUMPのISSAが寄せているのも昔テレビで見たことがある。やり方は、んほ〜〜と「鼻に抜けさせる」のがポイント。あとは「アイウエオをハヒフヘホにする」というのもある。具体的に言うと「これ以上何を失えば」→「ほれひじょほ何をふしなえば」と歌ってみるとわかる。「こんとんじょのいこ」と言うとえなりかずきに聞こえるようなのと似たような感じ。

寄せやす曲:One more time one more chance、ガムシャラバタフライ

●B'z
寄せる云々以前にキーが高くて歌えない曲も多いが、そんな中でもギリギリでチョップ、じゃなくて歌えるものを選んでいく。ズバリ寄せポイントは語尾。「〜でしょう」→「〜でしゃう」→「〜でしゃウォウ」→「でしゃウォウォウォイェェェ」くらいまでやっていくとよりそれっぽくなるがやりすぎるとファンから怒られる。

寄せやす曲:Splash! 、いつかのメリークリスマス

福山雅治
これはもともとの声が低い人におすすめ。寄せていけるかどうかの判断として「ひとつ屋根の下」のチイ兄ちゃんモードになれるかどうかがある。いわゆる「あんちゃん」「小雪」。「あんちゅわん」ぐらいの気持ちで言ってみてそれっぽくなれば後はそれを歌に転用するだけ。ちょっとアゴを出し気味で歌うのもいいかもです。

寄せやす曲:Squall、Gang

●黒夢(SADS)
黒夢というかSADSというか、要は清春である。これはクセの強い歌い方が日常の人なので寄せはカンタン。なにかにつけ絡みつくような声を出していけば良い。発音を具体的に言うと「たちつてと」を「てゃてぃてゅてぇとょ」のようにする。「ベルベットの空の下」→「ベルベッてょの空のしてゃ」と歌ってみるとわかると思う。
どうでもいいが昔雑誌で見た話で、黒夢が神戸でライブをした際にMCで「え〜、神戸県の皆さん」と呼びかけてたとか書いてたが本当だろうか。どちらにしてもロック。

寄せやす曲:どれでもよい あえて言うなら忘却の空

チャゲ&飛鳥
現在飛鳥が脱退しているので「チャゲ&」で止まっている…のかどうかしらないがこれも安定の寄せやすさ。というかこれも鼻から抜けさせて「んぉうんぉう」と言ってればそれっぽくなる。「殴りにいこうか」→「んなぐりにぃいこぉうかぁんぁん」てな具合。あとアクションとしては小刻みに首を揺らすとなおよし。

寄せやす曲:Love song

そんなところです。まあこれを実践してる身からすると、注意点としては「まあまあすぐ飽きられる」というのがあるがそれはしゃあない。プロじゃないので。あとファンからは怒られるかもしれないのでメンバーには気をつけよう。

ちなみにここには書いてないが玉置浩二で死ぬほどビブラってたら一曲の間に121回ビブラートを記録したことがある。もちろん得点は伸びない。0連チャンで終了です。よいお年を。


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かわさき(土竜)
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