宣伝会議賞 脱力チャレンジ不定期日記 2024 その11
秋風がふと郷愁を誘う季節になってまいりました。ふるさとよ、今はどうなっているだろうか…とノスタルジックな気分にならないのはずっと地元に住んでいるからだが、逆にずっと地元にいるとお彼岸でも墓参りにいかなかったりとなんか適当になってくる気がする。
最近じわじわっとXのフォロワーが増えているのに気づいて改めて見てみたら、99%がエロ誘導アカウントであった。どいつもこいつも性欲が高まりまくっているらしい。ふとこういう人らのポスト内容はどうなってるんだろう、と見てみたら「●●された~い」「●●してくれる人募集!」「大人の関係になりたいなぁ」みたいなやつばっかで、「こういうのを毎日必死でポストしているのは男なんだろうな…」と思うとなんかわびしい気持ちになった。もしかするとこんな分野でもAIが活躍しだすのかもしれない。
ちょっと前にテレビの「激レアさんを連れてきた」で、振られたことをきっかけにその女性のAIを作ってLINEやり取りしたのが高じてAIの第一人者になった人が出ていたが、キャバクラで自動的にお客さんにそれっぽいLINEを送れるようなAIも作っていて、「これ多分送られる側わかんないだろうな」というくらい精度が高かった。キャバクラ営業連絡だから多少判断力が鈍っているというのも含めてだが。
そう考えるとコピーもAIが「人間が好みそうなパターン」をいろいろ出してくるというのもうなずける。そもそも今回の課題にもあるし。ただ課題としては「海外展開する日本企業にコピーAI(TetraX)を売るためのアイデア」となっているので、単純にコピーAIをアピールしよう、というのとは違うのだが。
どうでもいいけど、このTetraXの課題ページ見てるとどうしてもエヴァンゲリオンが浮かんでくる。あのサキエルにしか見えないマーク、なんなんだろ。あれ?サキエル?ガブリエル?ダブリエル?ミカエル?と思って調べたらやはりサキエルだった。
ちなみにTetra-Xのページで見てみるとお試しには500ドルかかるし海外企業向けのサービスです、と出ているのでなんとなくAIに考えさせてみるか~、ということはできない模様。そういえば前回も結局AIを使って応募した人はいたのだろうか。ゼロじゃないとは思うが。
しかしこういった感じで一つの課題についてあれこれとどうでもいいことばかり考えるのは、コピーがあんまり思いつかない証拠でもある。
ふむう(三国志風)。
ま、一応毎日どこかで時間をとろうとはしているのでじわじわ~っとは増えているが、課題が途中で増えたらまあ手が回らないだろうなあという予想はある。昨年は1課題当たり10本程度を目標にしていたが今年は怪しい。100本に届かないことはないと思うが…何より現状CMがゼロなのでどうにかしたいものである。CMは自分の場合、まるごとのストーリーが浮かんでこないとなかなかまとまらないため、時間がかかる。少しずつ組み立てていく形ではなくて、全部浮かんだらパッケージングする、というやり方なのである。やり方というかそうでしか考えられないというだけなのだが。まああんまり効率がいいとはいえない。思いついた時の労力は少ないが、確実性がないので。
ところでそろそろドラマ化されるという漫画「無能の鷹」を、以前から読んでいたのだが、この漫画の構成は非常によくできている。多少強引なところも含めて、読者に突っ込ませながら読む体裁が面白い。「美人でスラっとしていて有能そうに見えるけど社員としては無能」という主人公が偶然や勘違いに助けられてどうにかなる話なのだが、全般的にすれ違いコントのようによく練られている。
こういうコントみたいな設定、CMに活かせるような気がするんだよなぁ…、と毎回思うだけ。
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