見出し画像

宣伝会議賞 脱力チャレンジ不定期日記 2024 その15

さて、連休中日に書いてるこの日記。10月も真ん中くらいということで、宣伝会議賞の応募状況もかなり終盤に入ってきている人も多いのではないだろうか。
課題について、毎回の話だが「コピーを考えるとかの前に、課題の理解をするためのハードルが高い」ものがある。今回で言えば、あとから追加されたAdobeや、国際リニアコライダーなどは「そもそも知らねぇ」というのがあるので、調べなければ始まらない。なもんでこういう課題自体を捨ててしまっている人もいるときく。課題を調べる時間で、元から調べなくてもいいおうち焼肉とかルイボスティーのコピーを考えたほうがいいだろう、というような考え方だと思う。しかし、焼肉なら知ってるから考えなくてもいい、とも一概に言えないのである。焼肉とは何か、とわざわざ調べる必要はないだろうが、単に食べておいしい、みんなで楽しい、みたいなところでの表現だとすぐコピーの種類も底をつくだろうから、結局シチュエーションだとか立場によっての捉え方の違いとか、そういうものを調べていかないといけないので、まあ結局大変だ。本数を出せる人というのはそのあたりの視点の切り替えが早いのだろうと思う。でないと単純に時間が足りない。
「あ~~~~う~~~~出ない~~~~」と言ってる間に1時間経ってたらそれこそもうダメである。まあ自分はそういう日もあるのだが。あとはどれくらい時間を割くかというのもあるが、仕事して帰って飯食って風呂入って…となるとまあなかなか時間はない。そんな中で1時間くらい「あ~~~~う~~~~」とかやってたらもうその日は終了である。

まあとにかくそういう時は調べるしかないんだが、結構調べるのもパワーがいるので、疲れている時だとそういう気力がわかず、ゲームして終わり、ということもあるし、単に寝落ちすることもある。他の応募者の人がどれくらいのペースでどう考えているのかはあんまり聞いたことがないが、どんな感じでやっているのだろう。コメダに行ったり、書斎で考えたりとかやってるんだろうか。こちとら書斎なんてないけども。

さて、そんな中録画していたキングオブコントを見た。ネタバレを避けるためSNSに触れずにいたのだが、朝うっかりXを開きそうになってあぶなかった。もうSNSなんてネタバレの宝庫だからな。まあ翌日なんで別にネタバレもいいだろうと思うので書くと、優勝はラブレターズでしたな。コント一筋の苦労人が報われたなあ。しかも最後の最後にやりたい放題のカオスなネタで。ロングコートダディやファイヤーサンダーも面白かった。
ただ、一番爆笑したネタは何だったかといえばニッポンの社長。めちゃくちゃ動ける野球部員の声が小さい、ということだけを軸にして進んでいくので、ち密な構成とかどんでん返しとかと比べると技術点は低かったかもしれないが、あのコンビにだけ出せる世界観で死ぬほど受けてしまった。ただ、毎回審査結果を見て思うのが「小峠のツボにハマって、飯塚のツボにハマらない」ということなんだよなぁ。まあ審査員も全員同じ好みなわけないからいいんだけど。なまじ5回も決勝に出ているだけに目立ってしまう。

こういったコントの構成はCMを考える時に大いに参考になるのだが、ニッポンの社長は正直参考にならない。でもそこがいい。
裏切りポイントの作り方とかでは「や団」や「ファイヤーサンダー」かな。文化放送的な考え方であればロングコートダディの1本目の空気なんかはすごくそれっぽかった。

まあそんな感じでグダグダ言いつつ明日も休みなので考えていこう。

現在の応募本数:177本

いいなと思ったら応援しよう!

かわさき(土竜)
サポートいただけた場合、新しい刺激を得るため、様々なインプットに使用させていただきます。その後アウトプットに活かします、たぶん。