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フリープレイタイトルプレイレビュー(FPPR) 「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」

PS4のフリープレイタイトルを、ちゃんとやったものに限ってプレイレビューを書いてみようと思った。

1か月に2~3本フリープレイタイトルが出るわけだが、ぜんぜん興味のないジャンルだと「今月はハズレだな」となり、15分ほど遊んで終わりとか、そもそも起動しないこともある。

そんな中久しぶりにちゃんとプレイしたのが「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」である。
ちょっと前に「アンチャーテッドコレクション」という過去3部作をまとめてプレイできるものが出ていて、順番的にはそっちから先にやるべきだな、とは思ったのだが、プレイしてみるとやはり新しいほうが絵がキレイだわ快適だわでそのままクリアしてしまった。

ちなみに「アンチャーテッド」は有名タイトルなので今更だと思うが、簡単に説明するとトレジャーハンターの主人公が古代の遺跡やらを探検するついでに悪いやつらも結構撃ち殺すゲームである。
アクションはパルクールを参考にしたのだろうか。主人公のネイトはとにかく突起さえあればどこでも登る。最初は慣れてないので「えっ、どこに進めるんだ」と迷うが、そのうちバルコニーの縁やら岩場の突起やら裂け目やら、指が入りさえすれば進めるということがわかってくる。落ちたら確実に死ぬような場所でも、指さえかかればひょいひょい進むのでなんというか死に近いのか近くないのかよくわからない感じになってしまった。逆に5mくらい落下して死んだときに「なんでこの程度の高さで死ぬんだよ」と文句を言いたくなるほどだ。

最近のゲームの常で、オートセーブですぐ近くからやり直せるので、迷ったらとりあえず飛び降りてみて、死んだら他のルートを探す、というやり方だったので死んだ回数はけっこうなものになった。
何回「ネイト!嘘でしょ!」とか「ネイサン(本名)!なんてこった!」みたいなゲームオーバーボイスを聞いたことか。

ちなみに難易度は「初級」でやりました。ヌルゲーマー

体感的には、謎解き2、アクション4、戦闘4という印象。そう、結構戦闘が多いのだ。照準をオートでアシストする設定でやっていたのでかなりラクではあったが、びっくりしたのが敵の多さ。倒した敵の武器を奪えるので弾薬に困るようなことはほとんどなくバンバン撃てるのだが、弾を食らっても構わず突き進んでいると集中砲火を浴びてすぐ死ぬ。何回「ネイト!嘘でしょ!」とか「ネイサン(本名)!なんてこった!」みたいなゲームオーバーボイスを聞いたことか。

明確な体力ゲージはなく、その代わりに画面に血しぶきが飛んだり、いよいよやばいと視界がモノクロになってくる。ただ安全なところでしばらく隠れていると回復するのでラクだ。見つからないように倒すのが一番だが、見つかってしまっても撃ちつつ隠れつつでだいたい何とかなる。どちらにしてもかなりの敵を撃ち殺しながら進んでいくネイト。2Dのドットアクションなら敵をふんづけたり銃で撃ってもあまり何も感じないのだが、絵がリアルな上に死体が転がってるので「どんだけ殺しとんねん」という気分になる。

あるイベントシーンでは、敵に追い詰められながら逆に相手を一瞬人質にとって形勢逆転か、という場面があったのだが、敵の幹部から「お前に人は殺せない」みたいなことを言われて激しく違和感があった。キャラクター的にはそうかもしれないが、ゲーム上ではその場面に来るまでに数十人以上撃ち殺してきてるからなぁ、と。ちなみにパートナーとして兄貴や金髪の嫁もいるのだが、これがまた強くて敵を結構殺してくれる。カオス。

といった戦闘の違和感はともかくとして、グラフィックの美麗さやハリウッド映画のような大迫力のアクションはさすが人気作であった。謎解きの難度もちょうどよく、まさに大冒険のゲームをいま作ったらこうなるといった感じ。インディージョーンズが好きな人はたまらないだろう。インディージョーンズちゃんと見たことないけど。

クリアした感じ、おそらくこれが完結作になると思う。面白かったのでアンチャーテッドコレクションのほうもやろうかなあ、と思うが早くも次のフリープレイタイトルがきている。「閃の軌跡1改」…やるかなあ?ちょっとさわってみて考えよう。

ちなみにヘッダー画像はなんとなくゲーム内の風景ぽい画像を探しただけで、アンチャーテッドとは無関係です。


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かわさき(土竜)
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