朝霧陽子 初めてのレジンキット(その1)
7月、ハセガワからOVA作品『幻夢戦記レダ』の主人公・朝霧陽子のレジンキットが発売しました。
好きな作品の好きなキャラなので買いました。
レジンキットはプラモデルより敷居が高いイメージがあり、今まで作った事がないし、お値段も6,000円代と決して安くないので躊躇しましたが……でも初めてのジャンルを好きなキャラで始めれば、出来栄えはともかく完成させられるはず。思い切って手を出してみます。
開封してみたところ、プラモデルと違ってランナーが『枠』になってないんですね。パーツも全部で13個と少ない。けれどもパーツ一つ一つの造形がしっかりとしていて、説明書を見る限り合わせ目消しが必要な個所は一切ありません(頭髪もおそらく不要)。
反面、ゲートの主張が強いです。以下写真3点、袋から出してまだ未加工の状態。
ランナーとパーツの間のゲートがかなり太く、特に頭髪やアーマー先端のゲートは、「これパーツの一部なんじゃ……?」と疑うくらい大きく一体化していて、説明書を何度も睨めっこして形状確認しました。
しかし……顔パーツに付いてるイヤリングの片方を、うっかり大きなゲートと勘違いして切り落としてしまいました。余り目立たない部位だけど悔しい。初手でしくじった……
それでもめげずに、ニッパーで余裕を持って少しずつゲートを切り離し、パーツの輪郭をデザインナイフで発掘するように切り取り、紙やすりで断面を均しました。
ひとまずパーツの切り出しと大まかなバリ取りまで終えました。まだゲート跡の研磨や、パーティングラインを消す丁寧な作業が必要なので、削りすぎないよう慎重に少しずつ進めていきます。
ところで、作る前にレジンキットについて調べたところ、レジンキットのパーツには気泡や陥没が付き物で埋める必要があるとあったのですが、このキットには一切ありませんでした。基本的にレジンキット=ガレージキット(個人製作品)という前提で解説されてるので、企業の工場生産品には心配無用なんでしょうか。
レジンキットの作り方を調べてますが、この後も剝離剤の洗浄、曲がったパーツの修正、金属棒での軸打ち……やった事がないではないけど、慣れない作業がたくさん。完成まで頑張ります。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。