ポケプラ初代御三家を仮組 頭だけで考えずに手も動かすのが大事と初心に帰る
秋から冬にかけて冬季うつにかかり、首から腰まで痛くなって気分がふさぎ込んで死にたくなってずっとベッドで横になってました。
春が訪れ暖かくなり、身体が痛くなくなって気分が明るくなって生きたくなってスポーツジムに通うくらい元気になりました。
自律神経壊してから毎年こんなサイクルだから辛い。
数か月ぶりにプラモデル作ったので、数か月ぶりにちゃんとしたプラモ記事投稿します。
キットは以前から興味があった、バンダイの『ポケモンプラモコレクション』、通称ポケプラ。私は作る過程を楽しむタイプなので「簡単に作れてしまうのはな……何か改造案が浮かぶまでは……」と敬遠してましたが、単純に作る楽しさを思い出したい今なら、このシリーズの素組みがちょうど良さそうだと考えたので。
選んだポケモンはフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメのいわゆる初代御三家です。私の最初のポケモン体験が初代緑バージョンだったので。
当初は人生最初のパートナーポケモンのゼニガメだけ作るつもりでしたが、お店で他二匹も見つけたのでせっかくだから揃えました。
文章書いててなんだかポケモンの思い出語りしたくなってきましたが、特別ディープでもなくプラモデルにも関係ないので割愛。
特別思い入れのあるゼニガメを皮切りに、軽くキットのレビューします。
色分けランナー2枚とシール1枚、説明書は全部箱裏に記載と、バンダイの簡単キットの基本構成。後の二匹も大体同じ構成でしたが、グラードンとかレックウザとか1,000円超えの大型ポケモンのキットも同様なんでしょうか。
説明書通り普通にニッパーでパチパチ切ってパチパチ組み始めましたが、パーティングラインはそんなに目立たないものの、パーツが大きい分やはりヒケがどうしても目につきますね。
スマートフォンのカメラ(買い替えたばかりで使いこなせてない)だとはっきり撮れませんでしたが、上記写真の甲羅、写真中央の台形状に映った甲の左上に、うっすらと不自然な線が入ってます。紙やすりで研磨すれば目立たなくなりますが、この甲羅一度はめ込むと外せない構造になってるので、どうしましょうかね……削りカスが隙間に入ってしまう。
あと生物系プラモデルに付きまとう泣き所ですが、メカ系と比べると合わせ目の不自然さがどうしても目立ちます。
さすがにちょっとこれは合わせ目消ししたいな……でも今回はお手軽フィニッシュしたいし……と迷い始め、日和って片手だけダボ穴処理したので片方だけ隙間ができるなどしました。まぁ、後で接着剤で圧着すればいいや。
細かい事は一旦完成させてから!と一気に仮組。
うん、可愛い。満足。
手足の差し込み口はボールジョイントっぽくなってますが、顔と尻尾以外は可動の余地がなくポーズを変えられません。
概観を見ると、やはり墨入れ施して輪郭をはっきりさせてあげたいし、合わせ目消しもしたくなりますね。ヤスリ掛けのついでにヒケ直しとパーティングライン消ししようかな。
あと甲羅を作ってる時から「これにトゲ付けたらスーパーマリオのクッパ大王の甲羅作れそうだな……」と感じ始め、組みあがった全貌を見て「角付けていかつくパテ盛って、手足をムキムキにすればクッパになるな」と確信しました。そこまで大改造するつもりないけど。
でもちょっとパテで肉付けするだけで、デフォルメしたガメラに変身できるくらいのポテンシャルを感じます。なんなら手足を30MMシリーズの炎やジェット噴射っぽいカスタマイズエフェクトに差し換えるだけで飛行ガメラになるかも。
……やってみるか? ガメラ飛行ゼニガメ。ジェットじゃなくてハイドロポンプみたいな水流噴射でも良さそう。
組み終わったゼニガメはひとまず置いて、次は図鑑No順にフシギダネ作ります。
ゼニガメとは打って変わってシール多めで、パーツ構成や組み立て方がちょっと複雑。斑点模様を極力シール使わず表現するために、深緑のパーツを頭や胴体に埋め込む工程があります。パズルっぽい。
足裏に貼るシールがあるのなんで? と思ったら、わずかに生えてる白い爪をシール無しで塗り分けるためこうなってました。
足裏が見えない普通の飾り方をする分には、シール貼らなくても問題ないと思います。
斑点のパズルっぽい嵌め方に少し手間取りながら、フシギダネ仮組。
見てるとこう……背中の蕾を弄って何か表現したくなりますね。そもそもポケプラに興味を持ったのが、下記の茶釜ダネを見て刺激を受けたからなので。
※しゃけっこさん、引用許諾に感謝致します。
見た目のまま花を咲かせても、ただフシギソウやフシギバナに進化させるだけだし……蕾を植木鉢状にくりぬいて、ジオラマ森林を植えるとか? あるいは箱庭的な小島とか……中世の世界図の大地を乗せた亀みたいに。以前作ったNゲージの土台でジオラマの練習しようかな。
最後はヒトカゲ。
尻尾の炎にクリアパーツを使用してるのがポイントですね。組み立てた感触は、ゼニガメとフシギダネの中間みたいな印象。見た目のシンプルさがそのまま組み立て易さになってて、難しい順にフシギダネ>ヒトカゲ>ゼニガメ。
フシギダネ同様、足裏は白一色でシール貼るタイプですが、やはり飾るだけならシール無しでも気にならないと思います。
先の二匹の組み立て経験でちゃちゃっと仮組。
組み終わってすぐに後述の集合写真を撮ったので、単独の正面写真は撮り忘れました。
ヒトカゲについては作る前から考えてたんですが、尻尾をLEDで光らせられないかな? 作る前は炎パーツを赤ランプに付け替えるだけの発想でしたが、せっかくのクリアパーツだから中に光源を仕込んで素材の味を活かしたい。ザクのモノアイを光らせるといった光学系ギミックは未経験なので、この機会に試してみたいなと。
とりあえず、炎パーツだけ後で楽に分解できるようにダボ穴処理しました。
全匹組んだので並べてパシャリ。
目以外のシールはまだ貼ってません。これから加工するなら目も貼らない方が良かったんですけど、真っ白目は流石に寂しかったので。
ここから簡単フィニッシュで済ませるか、途中に思いついたアイディアでじっくり改造を施してみるかはまだ考え中です。どちらにしろ完成させたら改めて記事作りたいと思います。
ポケプラ三匹一気に作った感想。
……当初は「改造アイディア思いつくまで買わない」って考えてたのに、実際はとりあえず作ってみた後から、ポンポンとアイディア浮かび始めるものだなぁ……最初にゼニガメ買った時は「タミヤの工作シリーズの水中モーター付けて『なみのり』でもさせるか」って雑な発想しか無かったのですが。やっぱり模型制作は目で見て手を動かして実物を味わい、刺激を受けてなんぼですね。
まだ完成してないのに、図らずも「作る楽しさを思い出す」という目的を十分に達成できました。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
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