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3年ぶりのリアル開催!Mogura主催の展示会「Meet XR」とは?

こんにちは。株式会社Moguraです。GWも終わり、梅雨へと切り替わっていくこのシーズンにMoguraの2大イベントの1つである「Meet XR 2022 in 大阪」が6/2(木)・3(金)に開催されます✨

開催まで残すところあと9日!イベント開催に向けてMogura代表すんくぼこと久保田に「Meet XR」(旧VR EXPO)のコンセプトや開催への意気込みをお伺いしました。

インタビュー&テキストはイベント統括 多屋(5月入社!)が担当しております🙌

「VR EXPO」をスタートしたきっかけを教えてください。

すんくぼ:2016年に遡りますが、その当時VR元年と言われ、すごくVR界隈が盛り上がってました。仮想世界に行ったりするのって、SFに出てくるような夢のような体験じゃないですか。ここ1年くらいのメタバースみたいに、当時VRがバズって、VRコンテンツを使用したキャンペーンやプロモーションを展開する企業が出てきました。

そんな中、業務内でのVR活用も少しずつ始まって。今では業務のトレーニングや建築などで、実際に建てる前にデータをVRで検証することも一般化してきてますが、当時はまだ未知の領域でしたし、VRというワードやデバイスも話題にはなっているけど、実際に体験したことがある人はすごく少ないというギャップも生じていました。

その一方で、問い合わせやセミナー現地でのお客様との会話の中で、VRへの関心が高まっているなと。業界とVR領域に関心を持つ人を繋げるにはどうするのがいいのかって考えた時に、実際に機材やシステムに触れ、マッチングできる場所を作ったらいいなと思ったのがきっかけです。

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スタート時はどんな展示会だったのでしょうか?

すんくぼ:DBJキャピタルからのサポートを受けて、2017年9月に実験的に「VR EXPO」をスタートさせました。初年度からマイクロソフトやKDDI、業界のスタートアップ企業など、初めは出展も20社にも満たない出展数でした。メディアの運営がメインで、イベンターではなかったのでノウハウは限られてましたが、まだVRやXRを取り扱う展示は他になかったので、手探りな部分も多い中、企画しました。
 
その前後で、展示会の主催をメイン事業とするイベンターさんがVRやXR、今ではメタバースですけど、大規模な展示会が開催されるようになっていたんですよね。VRやARはブースで体験することが肝になるので、どうしても体験できる人の数や時間が制約されてしまうという、出展者側の課題も見えてきました。

一般的な展示会と比較して、ブースでの接客時間が長くなりますね。

すんくぼ:まずはやってもらわないといけないので、装着時間や体験時間があって1人3〜5分くらいかかってしまう。それにVRやARは展示が目立つこともあり、興味本位で体験しにくる人も多く、すべてがビジネスに繋がる訳ではないので、結果効率が悪くなります。Moguraでは、列ができにくいような配慮を出展側でしたり、そもそも水準の高い良質なお客さんが来場してもらえるように配慮するよう心がけています。

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VR EXPOからMeet XRへとイベント名を変えたのには、どんな背景がありますか?

すんくぼ:名前はシンプルにしたかった。スタート当初は「VR/AR/MR ビジネスEXPO」ととても長くて、その略称が「VR EXPO」だった訳ですが、この5年の間にVRだけ出なく、ARやMRも普及する中で「VR EXPO」だとVRしか取り扱ってないみたいな印象を受けるのが避けたいなと。シンプルに、どういうイベントなのか分かるようにしたのが「Meet XR」です。浸透するまでに時間がかかるとは思いますが、継続していくことで定着したらいいなと思っています。

リアル開催できていなかったこの3年間で取り巻く環境にどんな変化がありましたか?

すんくぼ:3年前を振り返ると、劇的な変化がありました。業務でVRとかARを使う事例は日本国内だけ見てもすごく増えましたね。
最近だとイオンさんがVRトレーニングを全店舗に取り入れ流ってことがありましたけど、XRを実際に業務に使えるんだっていう認識がこの3年間ですごく広がったなと思います。

そして、コロナの影響もありDXを推進する企業が圧倒的に増えています。DXのロードマップを引いたときに、XRが存在することが多いので、今からでもXRをやっていかなければと、積極的に取り組む企業も増えたと思います。

企業だけでなく、家庭でもVRが普及しつつありますね。

すんくぼ:そうですね。Quest 2がリリースされてまだ1年半しか経ってないにもかかわらず、(全世界で1000万台とも予測されていて)驚異的な状況なんですけどね。タッチポイントや情報に触れる機会も増えてきたので、ニーズは引き続き高まっていくのではと思っています。

あとは、やはり昨年末からメタバースがバズっている影響は大きいですね。XRとは似てて異なるものではありますけど、それがきっかけで「メタバースはトレーニングに使えるんじゃないですか?」みたいな嬉しい勘違いも含めて興味を持っている方が増えていたり、今ある使い方や、実証されている効果が全てではないと思うので、こういう使い方はどうかっていうのを試す人たちも増えてきていると思います。ツールやデバイスのコストもこの1、2年でコストダウンしていますし、技術の進化スピードが著しいので、アップデートしていくためにも展示会のような形で、体験の場を作っていきたいですね。

リアル開催は大阪、3年ぶりとなりますね。

すんくぼ:コロナ禍で一番キツかったのは体験機会が作れないことで、今回リアルに開催できることはとても嬉しいです。2018年から大阪でも開催してきましたが、XR業界は東京が中心で、開発会社も東京の会社ばかりみたいな見え方をされますけど、「Meet XR 2022 in 大阪」を開催することで、関西でやるからこそ来場いただける方もいるでしょうし、関西を拠点に事業展開する会社や業界の取り組みを知る機会や、企業同士の繋がりも生み出せるなと考えています。講演は6講演中、僕がお話する講演以外の5講演が全て関西の事例です。

大阪は三年後に万博を控えていて、リアルとバーチャルの融合を謳っていますしきっと盛り上がっていくだろうということで、大阪でまたやろうと思いました。

どんな企業が出展しますか?見所のポイントがあれば教えてください。

すんくぼ:出展は基本公募ですが、意図せずも、幅広いラインナップが集まっています。ソリューションの企業さんが並んでいるのではなく、ハードウェアを開発・販売する会社やプラットフォームの出展もあります。VR、AR、メタバース……各社さんの得意領域も色々ですね。イベントの規模感はめちゃくちゃ大きいわけではないですが、幅広く体験していただけるんじゃないかなと思います。

それと、入場時間を予約できるシステムなど、できるだけ混雑状況を平準化し、列ができにくくしています。より多くのブースを回って、体験や、コミュニケーションの機会をより多く生み出せるよう、主催者側で配慮できるところは徹底していきたいなと。

参加いただく出展社の皆さんにとっても発見がお互いにあると思います。出展社同士でも、ぜひ他のブースを覗いて、それぞれの技術や製品を体験してもらえたら嬉しいですね。

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皆さまのご来場をおまちしております!

 Meet XR 2022 in 大阪~XRとメタバースのイマがここに~
主催 株式会社Mogura
日時 2022年6月2日(木)~2022年6月3日(金)
場所 グランキューブ大阪 3階イベントホールC~E
公式サイト http://meetxr.jp
*入場チケットも公式サイトよりお求めいただけます。
出展社一覧(※順不同)
・株式会社エルザ ジャパン
・株式会社アルファコード
・KDDI株式会社
・株式会社積木製作
・株式会社floorvr
・WIZAPPLY株式会社
・monoAI technology株式会社
・DataMesh株式会社
・株式会社日本HP
・株式会社ビーライズ
・Diver-X株式会社
・株式会社エスユーエス
・株式会社神戸デジタル・ラボ
・株式会社ニコン・トリンブル
・株式会社ホロラボ
・ホログラム株式会社
・株式会社NTTドコモ
・株式会社Skeleton Crew Studio
・株式会社Mogura
・TD SYNNEX株式会社
・株式会社ポケット・クエリーズ、凸版印刷株式会社
セミナー 登壇企業(順不同)
・阪急阪神ホールディングス
・株式会社コベルコE&M
・株式会社 Skeleton Crew Studio
・FactorISM実行委員会 事務局
・一般社団法人京都知恵産業創造の森 産学公連携推進部
・株式会社Mogura


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