ロシアの報復、中国による北方領土開発?
◉日本とレシア連邦による共同天然ガス事業・サハリン2に対して、新たに事業体を設立、全資産を移行する大統領令に署名したプーチン大統領ですが。日本に対して、とことん追い込みをかけるようです。こういうところは、完全に反社会的組織の手法と同じですね。中国とは、真っ黒い腹の底を探り合う関係ですが。それでも他国よりは利害が一致できるので。北方領土の中国開発とか、本気でやりそうですね。
【サハリン2の次は「中国による北方領土開発」か、ロシアの報復は止まらない】JBpress
連日の猛暑で電力不足がクローズアップされる中、日本国内で「サハリン2ショック」が収まらない。
6月30日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、極東地域の日ロ共同天然ガス事業「サハリン2」に新たに事業体を設立し、すべての資産をその事業体に移行するという大統領令に署名した。権益を求める会社は、1カ月以内にロシアに再申請を行うようにとのことである。その際の条件などは不明だが、日本側がとても受け入れられないような条件を突きつけられる可能性がある。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、日本最東端の灯台である納沙布岬の灯台だそうです。北方領土が見えます。
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■戦後のお花畑平和論■
ならず者国家、こという言葉があります。そういう意味では、ソビエト連邦の昔から……いや帝政ロシアの昔から数百年間、周辺諸国にとってずっと脅威で有り続けたならず者国家。それがロシア連邦。国際政治音痴のルーズベルトのおかげで、運よく戦勝国クラブ入りで来ましたが、内実はナチスドイツと大差ない国家。満州で、シベリア抑留で、その実態を知ってる人が警告し続けたのに、頭でっかちの高学歴マスコミ人は、そんな国家を称賛し続けたわけで。
現実には、ウクライナに対して非武装化と中立化を求める国が、日本固有の領土を占領しているのに、野党第一党が非武装中立論とかお花畑平和主義を唱え、それを進歩的文化人やら大学教授や日教組や朝日・毎日新聞などが賞賛子弟rたのですから。それこそ、ソビエトや中国や北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の工作員が、内部撹乱工作をしてたのかってレベルですが。そういえば、小田実氏のベ平連には、KGBからカネが出てたって話が、ソビエト崩壊後に暴露されました。
■タケノコ剥ぎが外交戦術■
ちなみに帝政ロシア時代、ロシアは戦争を仕掛けた国の領土をちょっと削ると、あっさり停戦に応じます。しかし、その後また戦争を仕掛けと、悪質な性風俗店のタケノコ剥ぎと呼ばれる手法よろしく、領土を削っていくのが常套手段です。ウクライナに関しても、ある程度のところで占領地域に軍を残して撤退し、一方的に終結宣言をして、という感じでしょうね。クリミア半島から今回のウクライナ侵攻まで、実はワンセットの動き。そして、第3セットもあり得るわけです。
だから、他の国は一方的に休戦させないように、ウクライナを支援し、戦争を長期化させ、逆にロシア連邦軍の戦力を、タケノコ剥ぎにかける必要があるわけです。それが、現在どこまで可能かは、軍事の専門家ではない自分には解りませんが。ウクライナ側が疲弊し、ロシアからの停戦の呼びかけに応じる可能性はありますし、それを「もっと戦え」とは日本はもちろん、アメリカや諸外国にも言えないですからね。そこを、プーチン大統領は突いてくるでしょう。
■日本の立ち位置は一択■
そして、日本には北方領土をカードに、揺さぶり。そして、それに呼応する鈴木宗男氏や、日本維新の会の関係者や、日本の親ロシア派、そして政府を攻撃できれば何でも良いバラモン左翼のリベラル勢。ここで日本に必要なのは、「交渉では北方領土は帰ってこないし、そこは腹をくくって交渉で芋を引かない」ということでしょうね。その胆力が、岸田総理や外務省にあるかは、自分には解りませんが。馬鹿な野党やマスコミは、武力ではなく交渉で平和解決せよと、自分たちはできもしないことを政府に要求していますが。
ロシアという国は、昔からクマに例えられます。慎重で動きは遅いが、獲物を確実に穫れるとわかると迅速の動きを見せて一気呵成に襲いかかり、奪った獲物には強く執着し、絶対に手放さない、と。北方領土も、返す気はサラサラなく、最初から交渉の駆け引きカードぐらいにしか思ってないでしょう。でも、2島返還はあるかもイヤ4島返還もあるかもと思わせぶりな行為を繰り返し、自国の利益を引き出してるだけですからね。もう、そういう国として、日本は世界のタケノコ剥ぎに加わると。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ