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琉球新報のダブスタ社説

◉琉球新報社が、社説で珍妙なことを言っています。今こそ停戦交渉の好機だ、と。詳しくは下記リンク先のを読んでいただきたいのですが、停戦のためにウクライナ東部のロシア連邦軍占領地域を、捨て石にしろという内容です。今まで散々、沖縄は第二次世界大戦で本土の捨て石にされたと日本政府を攻撃し、本土の人間の贖罪意識を刺激してきた新聞社が、よくもまぁこれを書きますね。もう、ロシア連邦軍によるウクライナ侵攻で、日本の左派マスコミの化けの皮が、ペロンペロン剥がれています。

【<社説>マリウポリ「制圧」 今こそ停戦交渉の好機だ】琉球新報

 アゾフスターリ製鉄所を拠点に抵抗したウクライナ部隊が「降伏」したため、ロシア軍はウクライナ南東部のマリウポリを完全制圧した。ロシア国防省によると、停滞する東部戦線へ部隊を転戦させ攻勢を強める考えで、戦闘の長期化が予想される。長期化による最大の犠牲者は民間人だ。これ以上の犠牲を出さないために一日も早く停戦すべきだ。
 今ならロシアはマリウポリでの戦果を強調できる一方、ウクライナ側も激しい反撃で重要港湾都市オデッサを維持し「負けていない」とアピールできる。今こそ停戦交渉を再開できるタイミングだ。国際社会も、この好機を逃さず停戦交渉を促すべきだ。
(中略)
 クリミア半島やドンバス地方の主権を巡る交渉やロシアの戦争犯罪への追及は停戦した上で、時間をかけて話し合い、解決を模索すればよい。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、ウクライナ国旗をイメージした、美しい写真ですね。

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■捨て石論は感情論■

実際には、大日本帝国は沖縄を捨て石にはしていませんしね。それこそ、全国から多くの兵が沖縄戦に投入され、それは戦艦大和も同じでした。捨て石、という言葉に過剰な感情論を込めたい人は、右にも左にもいます。でも、例えば戦国時代の島津氏は「捨てがまり」なんて戦法を使ったと言われますが。その実在の議論は置いておいて、軍の殿(しんがり)が捨て石になるのは、よくある戦法ですから。だからこそ、殿を任せられるのは、大変な任務だったわけで。

沖縄が捨て石になったというなら、終戦が遅れれば鹿児島や九州も捨て石になっていたでしょうし、それは原発を落とされた広島も長崎も同じですし、そこに非常とか冷酷の感情論を込めて、ことさら沖縄差別につなげてきたのが、琉球新報社や沖縄タイムス社だったわけで。硫黄島の栗林中将だって、自分たちを捨て石だと思っていました。それは同じでしょうに。ロシア軍が占領地で何をやってるか、琉球新報社の記者様は、知らないのでしょうか? 知ってって書いていたら、それこそ大問題ですが。

■占領地で何が起きたか?■

終戦のドサクサで、日本人をシベリア抑留したように、ウクライナからも続々と人民を強制連行し、移住させてるのが報じられています。正直、死体映像とかかなり精神的にきついのですが、自分は我慢して見ましたが。終戦直前の満州で起きたことと、ほとんど変わらないようで。だいたいこの見出し、マウリポリ「制圧」って、いったいどこ目線ですか? ロシア連邦軍目線の見出しですよね? ウクライナ目線だったら「陥落」とか「降伏」とか、なりますね。

中立な言い方が思いつかなかったとか、言い訳しそうですが。けっきょく、沖縄被害者論は、反体制・反政府のためのポーズであって、自分の政治性のためにはウクライナの国民の一部に、捨て石になれと言ってる。その自覚さえなさそうなのが、福島瑞穂社民党党首の弁護士時代のダブスタと同じで、怖いです。坂本弁護士一家失踪事件が起きたら、犯人はオウムだと証拠もない段階で決めつけ、別件逮捕して泥を吐かせろ(大意)と週刊プレイボーイ誌上で口走っていた、福島瑞穂弁護士の。

■中国支配を望むか琉球新報社?■

確かに、占領軍としてやってきた米軍は、各地で強姦事件や殺人事件を起こしました。そのことを、免罪する気はサラサラないです。落語家の三遊亭歌笑という当時随一の人気を誇った人物は、アメリカ軍のジープに轢き逃げされ、泣き寝入り。でも、それでも。ロシア連邦軍やその前身のソビエト連邦軍の酷さに比べれば、米軍は比較にならないほど寛容であったし、規律的にもマシだったのは、認めるべき事実ではないでしょうか? どんな組織にも、悪人はゼロではありませんから。

【「逃げる者は射殺」 中国のウイグル族「再教育施設」内部資料が流出】毎日新聞

 中国新疆ウイグル自治区で少数民族のウイグル族らが再教育施設などに多数収容されている問題で、共産党幹部の発言記録や、収容施設の内部写真、2万人分以上の収容者リストなど、数万件の内部資料が流出した。「(当局に)挑む者がいればまず射殺せよ」などと指示する2018年当時の幹部の発言や資料からは、イスラム教を信仰するウイグル族らを広く脅威とみなし、習近平党総書記(国家主席)の下、徹底して国家の安定維持を図る姿が浮かぶ。

現実的に、沖縄独立論なんてのも、非武装中立論と同じで、お花畑平和論に過ぎません。ロシア連邦に国境を接する北海道だけでなく、沖縄だって共産党一党独裁の軍事大国の、すぐそばです。そして、その軍事大国はウイグルで、チベットで、香港で……各地で少数民族を弾圧し、民族浄化を実行しているわけです。琉球新報社は、こういう現実を踏まえて社説を書いているのでしょうか? もし中国が沖縄侵攻して、なんとか沖縄本島は守ったが宮古八重山を占領されたら、「今こそ停戦交渉の好機だ!」と書くんですか? 

……書きそうですね、尚氏琉球は宮古八重山地域を差別してきましたから。ついでに言えば、勢いがあるときは喜界島を侵略もしています。もう、プーチン大統領とロシア連邦軍によるウクライナ侵攻で、戦後半世紀以上まかり通ってきた左派の珍論空論が、可視化されて久しいですね。今夏の参院選も、野党大敗でしょう。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

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喜多野土竜
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