国民民主党が連立与党入り?
◉ああ、これは〝有り〟でしょうね。自分は保守派を自称していますが、だからといって自民党を全面的に指示してるはずもなく。むしろ、外交も経済も軍事も、不満だらけですしね。特に石原慎太郎氏と青嵐会などの思想は、自民党の国粋主義的な流れは、むしろ嫌いですから。その点では、政策本位の党にシフトした国民民主党は、高く評価しています。昨年の衆院選や今年の参院選は、期待したほど得票が伸びなかったので、かなり残念でしたから。でも、こういうのは時間がかかっても、評価はついてくると思うので。連立与党入りすれば、存在感は増しますね。
ヘッダーは国民民主党公式サイトのヘッダーより、スクリーンショットです。
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■国民民主党への期待値■
空中分解してしまいましたが、みんなの党だってバンバン法案を出していて、自分は期待たんですけどね。国民民主党には、あの二の舞いにはなってほしくないですが。自分は維新の会は、本質的に緊縮型の政党で、経済政策的には大衆迎合ではないかという、疑いを持っています。経済政策に関しては、日本人は保守的で、ある意味で天才的な経済官僚であった荻原重秀や田沼意次、大久保利通、高橋是清らを暗殺や失脚で憤死させてきた国です。公的資金注入でバブルの後始末を成し遂げた竹中平蔵氏への、異常な憎悪を見ても、経済オンチが骨絡みです。
国民民主党への期待という点では、財務省出身の玉木雄一郎代表ならば、あるていど官僚たちへの抑えになるかな、と。手の内を知っていますからね。外に出て、野党としての辛酸も舐めたので、リフレ政策的な部分の大事さも、見えているでしょうし。こちらのnoteでも書きましたが、今年の東京大学新入生、野党では国民民主党を支持しているんですよね。東大生は消して保守的ではなく、自民党への支持率も世間ほど高くないですが、東大OBが多い共産党や社民党の不信感は、ちゃんと持つ聡明さがあるようです。エルビス・プレスリーやビートルズを老人が否定しても、若者が支持したものが勝つので。
■玉木雄一郎代表は否定■
いっぽう、国民民主党の玉木代表は、日経新聞の記事では否定しました。まぁ、こういうのは事前に外部に漏れたら、否定するしかないですし、そうなったらだいたいポシャりますね。実際に話があったのか、それを潰そうと誰かが動いたのか? 玉木財務大臣とかなったら嫌な財務官僚が、リークした可能性。どんな動きが今後あるかはわかりませんが。ポシャったとしても、自民・維新の会・公明党・国民民主党のひょうが票まるなら、外交や経済に関しては、思い切った立法の動きができそうですけどね。
国民民主と組んで、旧統一教会への批判の逆風をむしろ追い風に変えて、宗教法人への課税強化で国民民主党や維新の会はモチロン、立憲協賛などからも賛成を集めて通せば、岸田内閣への評価は変わるでしょうね。公明党が連立から離脱の可能性はありますが、逆にあと3年は国政選挙はないですしね。タイミング的にはアリはありですから。これからしばらくは、この動きを軸に駆け引きが起きそうです。軍事に関しては国民のコンセンサスもありますし、後は原発再稼働ですかね。期待しましょう。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ