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【解説】埋めるだけで採用できる資料(現状把握編)

先日、採用モンスターの鴛海さんことおっしーさんに協力してもらいこんな資料を配布したところ、予想以上に反響をいただけたので解説をしっかりしたいと思いこのnoteを作成しました。
4つのステップを順に解説していきます。

※文中何度も同じことを繰り返し言いますがそれだけ大切という事です。


【現状】〜だと思う。からの脱却

最初に言って置くとほぼこれで決まります。
それくらい重要です。

ちなみにこれができている企業はかなり少なく、逆にいえばこれができるだけで他社に大きく差をつけることが可能です。

埋めるだけで採用ができる!?採用モンスターズ (1)

ポイントは「希望」と「感想」を一切入れないこと。

現状を把握するためにヒアリングをしていると「〇〇だと思います」と言ってくる採用担当が多くいます。

そういう「感想」はこのフェーズでは一切必要ありません。

・誰が
・なぜ
・何を言っているのか

全て自分の考えではなくファクトで捉えましょう。
少しでも希望や感想を入れると後々大きくズレが起きるので、少しでもそうなっているのであれば情報としてはいまいちです。

ピッチ用資料Ver3 (4)

本来、現状把握をする際には「自社」「他社」「業界」から状況を推測しなければなりません。

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
孫子の兵法にもそうあります。

しかし、他社・業界の情報は手に入りにくく不確かなものも少なくありません。そのため対策をするのであれば「自社」の情報を深く取りに行くのが一番効率が良いです。

埋めるだけで採用ができる!?採用モンスターズ (2)

特に1、3、6を押さえましょう。

理由は1「しないといけないこと」、3・6「現状」これだけ完璧に押さえたらなんとかなります。他の情報は必要ですがなくてもなんとかなります。

特に3・6には「希望」が含まれているケースが多く、シビアに判断しなければなりません。

採用は難しいけど同じ規模感の他社と比べて悪くはない

こんなこと言っている企業は要注意。
大抵事実以外の情報が混ざってます。(特に退職理由とか)

「いやいや考え方はわかったからどうやって確認したらいいか教えてよ」こんなことを思っているそこのあなた。

この情報はどの様に手に入れたらいいか?

そんなの「足で稼ぐ」しかないですよ。

ここでの妥協はありえません。
徹底的に理解し続け確認できる方法や手法を考えるしかありません。

「誰かに聞く」ことが億劫になりがちな方が多いですが確認作業をしない限り絶対にその情報は手元にこないですよ?

次回(ペルソナ設計)に続く。


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