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採用に関わることになったら見る超基礎

最近よく思うことがあります。
それは、人事が実はクリエイティブな仕事だということ。

しかしながら日本にいる多くの採用人事(以下、採用)は仕事の仕方あまり知らないんじゃ無いかと感じる機会も多いです。
※今回労務系の話は一切しません

今回は自分の業務がオペレーションだけになっているなと感じているかたや、人事がいないけど採用しなければならない経営者さん向けのものとなっています。

採用の仕事とは

そもそも採用人事とは何をする仕事なのでしょうか?
それは「活躍する人材探す」ことです。
単純に「採用」をすることではありません。
つまりゴールは採用ではなく”事業成長”なのです。

そんなことは知っている?
では聞きますが、「採用をしない(止める)」ことを選択肢として持たれているでしょうか?

自社のリソースや置かれた状況などを加味して、取れる戦略を考えて取捨選択していくのが採用人事の仕事です。

採用人事になったら何をしないといけないのか?

さて急に一人目の人事になったとしましょう。
あなたなら何から始めますか?

社長からは「こんな人材が欲しいんだ!」
現場からは「レベルの低い人はいらない」

色々言われることでしょう。
すぐに採用をするため求人票をだし、面接をするべきなのでしょうか?

いえ、それは違います。
まずあなたがやるべきなのは”現状確認”です。
これが基礎中の基礎であり全ての軸になります。

僕は普段採用のコンサルティングをしていますが、現状確認にかなり時間を使います。具体的な話をすると自分がわからないと少しでも感じることはしつこいくらい確認をします。

それほどまでに採用に置いて重要なのは現状確認なのです。

「敵を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」

かの孫氏も言っている様に「知る」ことから始めましょう。

今置かれている現状を確認しよう

さて「現状を知る」と言われても何を確認したらいいのやら。

ここでは具体的に確認すべき内容を一覧にしてみました。

無題のプレゼンテーション

さて確認すべき内容はこれだけで良いのでしょうか?
それは違います。これまでの内容は社内の情報。
社外の情報もしっかりと確認しましょう。

無題のプレゼンテーション

これでおおよその自社や自分の置かれた状況がわかることでしょう。
さらにポイントとして、ここでわかった内容を
・可変の事象 ・普遍の事象
に切り分けておくと良いです。

後々説明しますが、確実に採用活動に活かせます。

採用を始める前に理解すべき2つのこと

さてここまできたら採用活動を始めましょう!

と言いたいところですが、採用を始める前に抑えておかないといけないポイントが2つあります。

採用の目的を決める

なぜ採用が必要なのか?それを考えましょう。
現状確認ができていたら簡単です。

採用の納期を決める

採用の期限を設定しましょう。
多くの企業が「いい人がいたら採用する」と考えているでしょう。
それは、採用できないこと=コストが掛からない と判断しているからでしょう。残念ながらそれは間違っています。採用できないことはコストです。

無駄に面接をしたり、採用ルートをさぐったり、色々考えないといけないことが増えます。考える必要が無いという場合はそもそも採用の必要が無いポジションなんでしょう。だって必要なポジションならいくら考えても足りないくらい考えるでしょうから。

さてこのふたつが決まったら採用活動を始めましょう!

採用のポイント

さてここまで色々考えることがありましたら大詰めです。
採用を始めましょう。

採用人事がここで意識すべきことはなんでしょうか?
・活躍人材か見抜く
・候補者に満足してもらう
・口説き落とす

確かに大事な内容です。
でもそれって絶対に人事がやらないといけない仕事でしょうか?

はい。
別に人事がやらなくてもいいんですよね。
というわけで人事がすべきことそれは”効率化”です。

多くの採用人事が面接に関連するオペレーションに多くの時間を使っています。そして口を揃えて言うのです。

「時間がない」と。

つまりこのオペレーションの効率化こそ人事が率先して取り組むべき課題であることが多く、これを解決することで新しい戦略や企画などに取り組むことができるのです。
時間が”無い”のではなく、時間を”作る”のです。

例えば、ツールを使ってみたり、カジュアル面談をやめるなどできる限り、本当に意味があるのか?を意識して削減しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は採用初心者の方向けに大雑把に考え方とポイントを整理しました。

ご不明店があればお気軽にDMでご相談ください。

PortRay株式会社 CEO 鹿野翔太

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