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うんこ漢字ドリルの編集部にいってきました【株式会社文響社/編集】


こんにちは!もぐらです。

このnoteは僕がお邪魔した企業さんを紹介をしていきたいと思い始める事にした記事です。

今回は、「うんこ漢字ドリル」でおなじみの文響社さんをご紹介します!

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写真は文響社の美人二人組。
やたらうんこが似合っています。(褒め言葉)

編集の1日

今回取材した職種は「編集」です。
うんこ漢字ドリルの編集者はどのようにして本を世に出しているのでしょうか?

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編集の駒井さん

簡単に仕事の流れを紹介します。

9:30
・出社

9:30~9:40
・Slackチェック/メールチェック

9:40~10:00 
・貸借対照表チェック
 ドリルと記載内容確認用のシートを照らし合わせ齟齬がないかを確認する作業です。教科書が改定されるとそれに伴いドリルの修正が必要になるので1箇所づつチェックをしていきます。

・著者から届いた原稿チェック
イラストは社外にいるイラストレーターさんに作成を依頼しています。著者のイメージ図に注釈を入れて作成依頼を出していく作業です。

10:00〜10:30
・ミーティング
 毎朝、タスクチェックをする簡単なミーティングを実施しています。コロナの影響もありリモートで作業する人も多いのでオンラインでミーティングをしています。状況によって10分〜40分程度行います。

10:30~12:00
・貸借対照表のチェック(先の作業の続き)

・イラストの修正チェック
イラストレーターさんから届いたイラストをチェックして赤入れ作業を行います。うんこ漢字ドリルの場合、「うんこレギュレーション」なるものがあり、形や色などの指摘が入ることがあります。

・ドリルの文章チェック
記載内容に関する校正です。細かく表現やわかりやすさなどを追求していきます。完全に一人でやっていると思われがちですが、チームでチェックしたものを編集が最終チェックするというやり方がポピュラーです。
イラストの修正と文章の修正が編集の1番メインになる業務です。

12:00~13:00
・デザイナーさんと席で相談
データ時の色と実際に印刷した時の色味など細かい内容を相談しています。こういうところはデータのみでやりとりする時には発生しない作業だと感じます。

・進行さんに相談
製本を進めるのは進行さんというポジションなので、デザイナーさんと相談して修正した箇所を共有します。
関係各所を繋ぐ役割も編集は担当しています。

13:00~14:00
・お昼ご飯

14:00~18:00
・新聞広告のチェック
新聞に出る広告のデザインと文章をチェックします。他の会社だと広報が担当している作業な気もしますが、文響社さんでは編集がやっているようです。
・イラストの修正チェック(続き)
・ドリルの文章チェック(続き)

18:00
・帰宅

実際にみて感じたこと

特に編集の力が出ているなと感じた箇所は「赤入れ」作業です。
・イラストの修正と文章の修正

かなりここで差が出ます。
赤入れ後のイラストと修正前のイラストでかなり差が出ています。

視認性、レギュレーションなどどうしたら読者が読みやすいのか・理解しやすいのかを考えて対応をされていました。

実際にどんな差があるのかは動画をみてもらうとわかりやすいと思います。

会社について

文響社さんの沿革はこちら

2010年『四つ話のクローバー』を出版し創業。
2013年『人生はワンチャンス!(57万部)』が第48回新風賞を受賞
2014年『人生はニャンとかなる!(93万部)』が年間総合ランキング2位となる(日販)『それでも僕は夢を見る(24万部)』が、年間タレント本ランキング2位となる(オリコン)
2015年文具・雑貨の企画制作を開始し「フセン100」が20万個を突破
2016年『超一流の雑談力(54万部)』が年間ビジネス本ランキング1位となる(オリコン)
2017年『うんこ漢字ドリル』シリーズが337万部の大ヒットとなる『うんこ漢字ドリル』がグッドデザイン賞で金賞を受賞、キッズデザイン賞審査員特別賞を受賞『うんこ漢字ドリル』が流行語大賞にノミネート
2018年『3年の星占い』シリーズが50万部を突破『SURVIVAL WEDDING』が日本テレビ系連続ドラマになる翻訳書分野に本格進出し『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』が現在28万部を突破中

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