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「失敗を重ねながら作ったセッティングから潜行準備までの手順書(自分用)」脱・初心者ダイバーを目指すログブック|海心地 LOG No.10

海の楽しさに浮かれ、その場のノリで
大いにスキルが不足していてるにも関わらずモルディブ行きを決め、
今さら焦ってスキルに向き合っている
ひかるです

4日間の石垣合宿のことを書く前に
せっかく機材も揃ってきたことだし、
器材のセッティングに関して、いろいろ失敗を重ねてきた上で
それをケアするために書き記し、アップデートしてきた
自分用のセッティング手順書を公開!

セッティング

基本的に、タンクにしろBCDにしろ
背中側に立って、後ろからセッティングしていく形になります
なので見ている左右と装着するときの左右は一致します

タンク

  • 空気の入った新しいタンクを用意

  • Oリングがついてるかチェック!

  • 匂いが変じゃないかチェック!

  • 必ずバルブが右に来るように置く

BCD

  • 肩紐を最大限、緩めておきます!★!
    これは背負うときに、背負いやすくしておくため
    このタイミングで緩めるのは癖づけして忘れないようにするため
    背負うギリギリになって焦るの嫌ですから

ちなみに★マークは自分向けというか自分流というか
ほかのセッティング系の記事とかで
あまり見かけなかった項目です

  • ベルトにタンクを通す
    ちなみに荷造りの時点でBCDのタンク用ベルトは
    キツめの状態にしてます!★!
    一度、緩い状態からつけ始めて締めきれず
    泳いでる間にタンクがすっぽ抜けたことがあるからです

  • 襟とバルブの高さを合わせる
    ヘッドファーストで潜ったり、泳いでるときに上向いたりしても
    邪魔にならない位置にバルブが来ます

  • ベルトを固定

  • 持ち上げて揺らしてタンクがズレないかチェック

レギュレータ

  • 右手側にセカンドステージ(咥えるやつ)が来る向きにする

  • ヨークスクリュー(ファーストステージの締めるやつ)は自分向きに

  • ファーストステージのダストキャップを外す

  • 残圧計はエアが漏れてガラスが割れることがあるらしいので下向きに置く

  • ファーストステージとタンクバルブを接続

  • 指3本でヨークスクリューを締める
    手で握って締めると、強く締めすぎになるので注意

  • 中圧ホースをインフレータに接続!★!
    私は忘れがち!

  • バルブを全開にして、半回転だけ戻す

  • インフレータで空気を入れるチェック!

  • セカンドステージで呼吸チェック!

最後の方にある、インフレータで空気を入れるチェックは
いくつかの目的を兼ねている
・中圧ホースを繋ぐのを忘れてないか
・中圧ホースが緩くないか
・タンクを開け忘れていないか

ゲージ

  • ゲージをBCDの後ろ側からポケットの裏を抜けて脇に通す!★!
    私のBCDにはこうしてゲージを通すところがあるが
    それがない場合も多いだろうからこの項目は無視でOK
    ちなみにここを通すとゲージがプラプラしないし、
    位置が定まるので泳ぎながらも見つけやすい

  • 残圧チェック

オクトパス

  • ホルダーにしっかり通す!★!
    ぷらーんとさせたままでもいいのだが、
    ボートからエントリーするとき、海面でバーストしてしまうことがある
    ホルダーに通しているとすぐつかまえられるが、
    ぷらーんとしてるとオクトパスが暴れて捕まえにくく、
    エアの無駄が大きくなる

さて、器材セッティングはこれでOK
続いて、ほかのアイテムも準備していきます!

身だしなみ

2本目以降は、前のダイブが終わった直後に
セッティングすることが多いと思うので
身だしなみからスタートになります
セッティング同様、早めに始められるとよいです

曇り止め

  • マスクに曇り止め

  • 目が痛くなるのでしっかり濯ぐ★
    潜る直前とか、エントリーポイントに移動する道中とかで
    流すところがある場合が多いかなと思いますが
    私は慌てたくないので先に洗っちゃいます

トイレ

  • スーツ着て、錘つけるとトイレ行けなくなるので、
    その直前にトイレにGO
    引き返せるギリギリ最後にいくようにしてます

スーツ・ダイコン・ウェイト

  • スーツのファスナーを締める

  • スーツの袖の上からダイコンを締め直す

  • ウェイトベルトやアンクルウェイトを付ける
    重いので最後の方にね

背負う

これは周囲を見ながら、進めましょう
1人早すぎても、ずっと背負っていてしんどい思いをしますし
下手に周囲を焦らてしまってもいけないのでペースを合わせましょう
あとはぶつけないように気も付けないといけません

器材を背負う

  • 肩紐を緩めてあるので多少背負いやすくなってるはず!★!

  • タンク持ち上げて少し高いところに置くと背負いやすい

  • 私は左から腕を通す!★!
    後から腕を通す側がだいたい苦戦するわけだが、左側で苦戦すると
    オクトパスがホルダーから外れちゃったりするので左から腕を通してます

  • 右の肩紐を持ち上げて、肘から腕を通す
    無理に腕を突っ込むと捩れる
    正直ここは、もっといい方法ないかなって探してます!

  • 腰ベルト締める

  • 胸ベルト締める

  • 肩紐を締める

カメラ

  • カメラをBCDのDリングに掛ける
    先に掛けちゃうと背負うときに背負いにくくなるし
    カメラをぶつけちゃったりする

  • アームとかはエントリーまでは短く折りたたんでる

  • レンズにはカバーをつけたまま

  • ストロボの光ケーブルがつながってるかチェック!★new!

マスク

  • マスクとカメラは正直どっちからでも

  • 髪の毛を挟んでないかチェック!

フィン

  • フィンが最後でも構わない

  • ただストラップタイプの場合、ちゃんとストラップがハマっているか
    チェックするのは手袋してない方が確かめやすい

  • エントリー方法やフィンの種類にもよってくる

手袋・グローブは最後がオススメ!★

  • フィンのとこでも書いたが、フィンとは順番入れ替わってもいい

  • ただほかのものよりは後に着けることをオススメ

  • マスクに髪の毛を挟んでいないかチェックするのは
    手袋せず生身の方が分かりやすい

  • 同様に、カメラをDリングに引っ掛けたりするのも
    手袋してない方がやりやすい、特に不慣れなうちは

  • 器材を背負うときも、捩れた肩紐を直したり、
    バックルを締めたり、手袋ない方がやりやすい

  • 手袋は水中、潜行した後でも着けられる

早めに準備することの効能

早く準備すると何がいいのか

これは単純に焦らないため、落ち着くためである
落ち着くことの効能は、ログブックのNo.08にまとめましたが、
潜行・耳抜きがうまくいくようになりますし、
次の行動を想定して、先回りしやすくなるので、
失敗がなくなり、さらに焦らなく落ち着けるようになります

端的に言ってしまえば、ダイビングを楽しむため!です


手順書は今後も失敗を重ねながら、随時アップデート予定!!


次回ついに4日間の石垣合宿へ!
連続して潜ると、復習も実験もしやすく練習になる!
しかし進歩すると、新たな課題も出てくるもので。
次の話へ

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