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「しょうもないけど大事だと思った話」脱・初心者ダイバーを目指すログブック|海心地 LOG No.15

海の楽しさに浮かれ、その場のノリで
大いにスキルが不足していてるにも関わらずモルディブ行きを決め、
今さら焦ってスキルに向き合っている
ひかるです

今年3度目の石垣から帰ってきてその週の末に
さっそくもう次の予定を入れた
向かったのは熱海、そこで経験したしょうもない話

しょうもないけど大事と思ったことを自戒のために残しておく

石垣から帰って、東京は当然のように寒く
今年のダイビングはこれで終わりにするかどうか
一瞬悩む
一瞬だけ

もともとは三度目の石垣から帰ってきたら
そろそろ今年のダイビングシーズンは終わりかな、
なんて考えていたが
ぜんぜんそんな気分にならない!
まだまだ潜り続けたい!

結局すぐに、しかも一週もおかず、潜りにいくことにした
ところがこの土日、急に気温が下がる予報になっており、
ウェットしか持ってない私にはとてもじゃないが
潜りにいける天候ではなさそう

幸い、木曜日が祝日で、
かつ気温が高くなっていたため
急遽前日すべりこみで熱海のショップさんに予約させてもらった

そんなわけで、11/23木、2度めの熱海!

日は照っていて、おそらくその週の中では格段に暖かかったし
厚手のインナーを持っていったこともあり、
潜るまではそれほど寒さはなかった

潜る瞬間に、ひやっと感じるものの
すぐにその水温にも慣れ
問題は上がってきた後である

なかなかに寒い・・・
ちょっとの風に青ざめる
2本目終わったら、片付けをしてまた器材を預けて
温泉いこうと思ってたが今すぐ行きたい・・・

体が冷えて、何度もトイレに行くことになり
ようやく2本目の時間になり、
ブリーフィングを終え、
いざ器材を背負った後のこと・・・

もう1回、おしっこ行きたくなってきたのである

でも器材を背負っちゃってる
周囲よりは早めに準備終わってるからワンチャンいけるか?
急いで降ろして、ウェットスーツ腰まで落として、トイレ行くだけ
間に合うか?

とはいえ他のお客さんも、
続々とドライスーツのファスナーを閉め、
器材を背負おうかというタイミング

致し方なし、
このまま行こう
悩んだ上で、待たしたりして
迷惑をかけない選択肢を選んだ

が、これが大間違い

船でポイントまで10分
エントリーして泳ぎ始め、
もうこの時点ですでに全然集中できない

カメラのアームや設定をいじる余裕もないし
ゆっくり生物を探す気持ちにもならない
脚をモゾモゾしながら我慢

こんな時に限って、
浅場の洞窟ポイントで
ゆっくりいろいろ探してみようという1本

もはやスーツの中で漏らすべきか
まじめに悩み始める

握りこぶし大の
大きなコイボウミウシがいたが
ピントを合わせてられない

巨大なヒラメが出たが
カメラを構えてられない

みんなが楽しそうに
あちこち生物を探し回っているのを
じっと監督している私・・・

どうにか漏らすことなく時間が経ち、
なんとか船に上がったが
船上がまた風が当たり、寒いのだ

しかめっ面でひたすら我慢
船の上はさすがにまずいよね?
手を上げて相談すべき?どうする?
漁船だし、言えば中にトイレあるかな
でも船上は狭くて身動きとりにくいしな・・・

ぎりぎりのところで陸につき、
船着き場をダッシュ
器材を大慌てで降ろし、
すべてを放り出してトイレに

悩んだら行く

もしかしたら迷惑かけるかもしれないけど
集中力不足でダイビング中に事故を起こすよりマシ
船の中で他の人に粗相するよりマシ

強く心に戒めたのでした

5ミリとロクハンってぜんぜん違うの知ってた?

1本目と2本目のダイブの間に
ほかのダイバーさんの話を聞いていたときのこと

ウェットスーツの6.5ミリのものを
ロクハンという愛称で呼んでいるけれど
5ミリのスーツとの違いは
正直、厚さの違いだけだと思っていた

なので、保温効果の違いはあるかもしれないが
厚めのインナーを着れば同じこと、と

それが実はけっこう違うのね!

内側にラバーが付いていて
水や風を通さない形になっている

それがぴたりと肌に張り付くので
水の出入りが最小限になるそうな!

5ミリのスーツが、スーツと肌の間の水の入れ替わりをとどめ
体温で温まった水で保温するものだとすれば
6.5ミリはそもそも水に触れるのを最小限にしてくれるみたい
詳しくないんで間違ってるかも

泳いでいる間、海の中もぬくいそうなのだが
濡れ方が違うということは
陸に上がったあとの暖かさやラクさが違うそうだ

そんな話を聞きながら、愕然としたことがある

実は、2月に奄美大島で
ウミウシ目的のダイビング旅行を予定していた

予約したショップさんのサイトには
水温19度、気温15度、ドライスーツもしくはロクハン推奨
と書いてあったのだ

ロクハンって要は厚めのウェットスーツでしょ
保温力の高いインナーを持っていけば
5ミリのウェットでも大丈夫だよね
私はそんな勘違いをしていたのである

東京より南とはいえ
気温15度ということは今の東京より寒い
海水に濡れて陸に上がって、
そのとき、私は凍えるのでは??

このままでは、実はまったく
装備が足りていないのでは?
今さらそんなことに気づいたわけです

はい、分かってます
先にしっかり調べとけって話ですよね
もはや何度目のことか・・・

こうして今度は急遽、
ドライスーツを試してみる必要性がでてきたのだ


今回のポイント

  • エントリー直前にトイレに行きたくなったら遠慮なくいく
    人を待たしてしまったりしそうでも
    海の中で集中しきれず事故につながったり
    別の形で迷惑をかけるよりマシ!

  • 行き先に必要な装備はしっかり調べる


1本目と2本目の間に体が冷えたこともあり、
また5ミリとロクハンはけっこう特性が異なることを知り
急遽、ドライスーツを試してみる必要が出てきた私
初のドライスーツダイビングにチャレンジ
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