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「スキルを伸ばしたかったら頻度って大事」脱・初心者ダイバーを目指すログブック|海心地 LOG No.12

海の楽しさに浮かれ、その場のノリで
大いにスキルが不足していてるにも関わらずモルディブ行きを決め、
今さら焦ってスキルに向き合っている
ひかるです

10月の石垣ダイブ旅行を終えるが、
11月にもう1回、仕上げの石垣ダイブを予定
それまでにも間隔を空けたくないので、
さらに伊豆での練習にのめり込みます

スキルアップに練習頻度は欠かせないポイント

石垣から東京にもどってきました
4日連続というのは、復習も実験もしやすく
いい練習になりました!本当に合宿のようだった!

よろよろと持ち帰った器材を
ばしゃばしゃと腰を痛くしながら洗い、
次の予定を考える

11月にも石垣の予約は入れてある
それまでの1ヶ月ちょっと
何もなしは嫌だなぁ

それほど迷うまでもなく
富戸のショップ、安島さんに連絡
さっそく週末に予定を入れた

昨年までの私みたいに10年で30本とかは論外だが
やはりスキル向上には、頻度って大事だと思う

いい感覚を掴んでも間があけば失うし
せっかくの進歩がリセットされた状態から
再びトライすることになる

3歩進んで2歩下がる的な
そういう意味で1,2週ごとに海に通ったのは正解だったし
そのために器材揃えたのもよかったなと思う

10/15日、富戸へ
帰ってきた東京はやや肌寒くなってきており
保温インナーを試してみることに

伊豆海洋公園の予定だったが
台風が近づいており、再び八幡野へ予定変更

今回一緒になったのは、
ずっとしゃべってるか歌ってる
おしゃべりポッチャリさんとカメラノッポさん
ラジオ要らず!笑

雨が降っていることもあってか
浅いところの濁りは前回より濃いが
少し出てしまえば透明度は高い

寒いこともあって
岩場で生き物を探す、のんびりとしたダイブ
ニシキウミウシを見れたのは嬉しかった
やっぱりいいよね、ウミウシ、かわゆい

このウミウシを撮影したのを機に、写真集とか買い、ウミウシにハマっていったのです

初めて使ったインナーは暖か!
濡れた後も、意外と不快じゃないし冷たくもない
水温がまだ温かだったからかもしれないが
震えるようなことはぜんぜんない

むしろ段々と日が出てきたよ、照ってきたよ
さすがオレさま晴れ男!

帰って翌日、月曜日には、
更に次の週末の予定を入れた
前回諦めた初島と熱海沈船!

ダイブして、温泉入って、ダイブして、温泉入って
そんな週末予定だぜ!

11月まではさらにあと1回くらい行きたいな
逗子でウミウシダイブができるか問合せ中

来春のモルディブのことも考える
せっかく少しはマシになってきたのに
またブランクができるのはやだ
少しでも間を空けたくない

11月の石垣後も富戸でラスト1回潜るかなぁ
1月2月も本音を言えば潜りたい
でもドライスーツとかやったことない
どうやら奄美だとぎりぎりウェットスーツでも行けそうな感じ?
奄美ウミウシダイブありだなぁ

サンゴイソギンチャクののネオンな色彩が好き
オトヒメエビ、よくウツボと一緒にいる
サラサエビ、岩の隙間を覗くとだいたいいる

初島・熱海でダイナミックな海を満喫!

10/21土
以前、中耳炎でキャンセルした初島に再挑戦
初のアルミタンクでウェイト2キロ追加

ビーチからエントリーなのに
割とすぐに深めになる

海底に櫓がいくつか設けられていて
魚が集まっている
背が黄色い魚の群れが颯爽と横切っていく
タカベというらしい

群れの写真って
だいたい全体的に青い写真に
魚たちの影が写ってる、みたいになりがちで
いいの撮れたことなかったけど、
今回はマシな写真が撮れた

コツ?極意?
結局、正解は近づくことのよう
近づける泳力、カメラ構えてポジションキープする浮力制御が必要

タカベの群れ

バディはドライスーツ
途中でエア切れになるトラブルあって、
ガイドさんに亀のようにくっついて戻られていた

ドライ、大変そうだ
沈むのも、エアの管理も、バランスも
ウェットで頑張りたいところだけど
大事なのは潜れるかどうかじゃなくて快適に潜れるか

ダイビングをとことん楽しむためには
ドライスーツもどこかでチャレンジしたいがなぁ・・・

翌日10/22日は熱海
サイコーだった

船で5分
陸でセッティングして背負って
マスク・フィンを持って乗船というスタイル

どのポイントも5-10分程度で着く
湾内なのにすぐ深くなる様子で
沈船ポイントも双台根というポイントも
高低差のある場所で
ダイナミックな潜りが楽しめる

明らかに人工物が海の中で見られるというのは不思議な光景
船!と分かる形してる、船首かな
ものすごい魚の数が集ってる
崖に咲くアケボノツツジのよう

けっこう雑な扱いで、
深度もエアもNDLも自分で管理、みたいなスタイルだった
その分、怖くもあったが
自分で管理しながら潜る楽しさも体感できるいい日だった

アフターダイブは
器材洗って干して、そのまましばらく預けたまんま
温泉施設fuuaに直行!

なんとショップは
後楽園ホテルの目の前なのだ!徒歩1分!

都内から1時間程度、
ポイントへも行きやすく、
アフターダイブは温泉!
熱海ってサイコーのロケーションでは!?

これはリピート確定だなと思ったのでした

2月の奄美に向けていろいろ
調べ物・お買い物を開始
いつも事前の調べが足りず失敗するからね

マクロ写真のためのリングライト
付け外ししやすいマグネットアダプタ
保温インナーも追加で買い足し

これでいけるかなー
フードもあった方がいいのかなー

所変われば品変わる

11/3金
本日はウミウシ探しのダイビング

平塚駅で拾ってもらい、伊豆海洋公園へ
今回のショップさんは逗子近くに構えているが
車で伊豆や小田原方面へ行くのがメインの様子

改めて、車ダメだというのを体感
腰が痛いし、酔うし、疲れが抜けない・・・

バディはヤマさん、さらにタロさん・ハタさんとご一緒
ハタさんがおしゃべりで面白く
ポイントに付くまで和ませていただいて感謝
仕事の出張を長めに申請しといてダイビングとか
釣りバカ日誌の世界じゃん

伊豆海洋公園はとても広く
施設が整っている

シャワーや着替えスペースはもちろん、
お風呂もあるし、洗い場も広め
セッティングテーブルがたくさんあって
1日専有していられる

セッティングした器材を持ってビーチに降りていき
タンクはそちらで付けるという流れ

11月にしては温かな気温で
水温も23度とそこそこ
下手するとインナーがいらないくらい

潜ると割とすぐに深くなり、
そしてすぐ近くに張り出している根がある

イロカエルアンコウにクマドリカエル、
ハダカハオコゼにガラスハゼ
今回はウミウシ探しに来たが
ほかのマクロも豊富!撮影が楽しい!

そして今回の新兵器リングライト!
最初、フラッシュも一緒に焚いてしまうミスを犯したが
しかしそれでもなかなか良き!

柔らかく光が当たり、
ピントも合わせやすくなり、
まだまだスキルは足りないものの、
だいぶ魚の表情を捉えられるようになってきた

・・・気がする

ヒロウミウシ、サキシマミノウミウシなど
お初のウミウシにも出会えて大満足!
無念なのは見慣れたコイボウミウシと思ってスルーしたのが
ハイイロイボウミウシという初物だったこと!
今後はコイボと思っても1枚は残そう!

イロカエルアンコウ、ヒロウミウシ、サキシマミノウミウシ、ハダカハオコゼ

いろいろと撮影できた一方で
写真残せずじまいのものも多々。
ハリセンボン、アオブダイ、ダツなどなど

カメラの設定変更などが間に合わず、
またピントも合わしきれず、さようなら

根から離れて移動しているときは
撮影モードを切り替えておくなどしておかないと!
先を読んで準備していこう

小さいものを探しながらなので、
56分、62分とかなり長め

長かったせいか
エア消費を抑えようとしたせいか
寒かったせいか
頭痛がいつもより強め
あとやや気持ち悪いのは車酔いのせいか?

途中冷たい水が流れ込んでおり20度くらい
2月の奄美19度と考えると少し準備不足かも
あと帰りの車で酔ったし腰痛い
車ダイビングはやっぱり嫌だ

でも電車じゃ行きにくいポイントが
多々あるのだよなぁ

上達のために大切だったこと

まだまだ未熟とはいえ、
スキルに向き合い出したころと比べると
随分と上達したと思う

とどまりたい場所に安定してとどまれるようになったし
カメラの設定を変えたりなど作業する余裕があるし
疲れにくくなったし、バタバタしなくなった

ここらで、いったんスキル上達の上で
何が功を奏したか、まとめておこうと思う

ひとつめ、大きかったのが
頻度を増やすと決めたこと

東京から行きやすい伊豆に
毎週のように通うという頻度の高さが
復習や実験のしやすさに繋がったし、
体得した感覚を忘れないうちに潜れることにもなった

ふたつめは、自前の器材を揃えたこと

これだけ頻度高く行くのなら、
自前のものを買ってもいいかな、
くらいの感じで買うことを決めたのだが

準備や片づけで触ることで
器材の構造や仕組みの理解が進み、
早く扱い慣れることができた

また同じ器材を使うことで
排気バルブの紐を探し回ったりとかせずに済み
潜ってる間の気がかりが減ることにもなった

思わぬ効能だったが、マイ器材を揃えたのは
スキル向上に大きかったと思う

みっつめは、落ち着くこと

落ち着くからスキルが上達するのか、上達したから落ち着けるのか
ニワトリが先か卵が先か、みたいなとこのある話だが
頻度高く通ったせいで、徐々に準備や潜行に慣れてきて
スキルが少しずつ向上してきた

慣れてくると、落ち着くことができ、
落ち着くと、呼吸が整い、耳抜きや潜行がさらにスムーズになった

そうして余裕が生まれることで、
いろいろ意識したり気を配ることができるようになって
さらにスキルが伸びていき、もっと慣れと落ち着きが出てくる

そんな好循環が生まれ、落ち着くことの大切さを知り、
それからはさらに意識的に落ち着くことを意識し、
さらに安定しだしたと思う

そして、よっつめ!

水の中で、じっとしてみること!
これが、実はいろいろな面で効能があり、
スキルの向上にもつながった!
しっかりまとめたいので、
また別の機会に書いてみたいと思う


今回のポイント

  • 場所によってエントリーの仕方がちがって面白い

  • エントリー直後から海の様子もちがって面白い
    しばらく浅瀬がつづくところもあれば急に深くなるところも

  • スキル上達によかったのは、頻度の向上、マイ器材の購入、落ち着くこと


次回、三度、石垣島へ
練習の成果、仕上がり具合の確認を目的として
3日間、潜ってきます
次の話へ

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