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「実践練習!そして初めての伊豆!初めてのビーチエントリー」脱・初心者ダイバーを目指すログブック|海心地 LOG No.04

海の楽しさに浮かれ、その場のノリで
大いにスキルが不足していて危険が伴うにも関わらず
モルディブのダイビングツアー行きを決めた
ひかるです

今回はスキルに向き合い始めてから初の海での練習ダイビング
そして人生初の伊豆でのダイビング

富戸と書いてフトと読む!

モルディブツアーに参加することに決めた日、
石垣島のショップさんに質問
練習のために都内から潜りにいくならどこ?と

オススメされたのは電車で行きやすい伊豆
ショップさんも紹介してもらった
(私の場合は、車に乗らないので)

ダイビングのスキル向上に
初めて向き合うことを決め
そのショップさんに予約して迎えた8/5土

4時半ごろに起き出し、富戸へ向かう
恥ずかしながら、初めて聞いた地名

でも有名スポットらしい
ほんとうに何も知らないね、自分は

石垣(もしくは沖縄)以外で初のダイビング
家から2時間で行ける
1日の予定は14時過ぎには終わるし
飛行機に乗るわけでもないので
日帰りでも行ける
近いというのは強い

これまでダイビング=南国レジャーと
半ば思い込んでたところがあり
こんな近くで気軽に潜りにいけたとは!
蒙が啓けましたよ

ショップさんのご店主
安島さんは人好きのするオジサマだった
いろいろと気を使ってくださり
不安に思うものをすべて伝えることができた

初のビーチエントリー!

さて、初めてのビーチイン!
と思いつつ初めてじゃない気もしてきた
沖縄本島の青の洞窟の時、
タンクを背負って石の階段を降りたような記憶がふと・・・

まあいい
あれはスヌーバだった気もしてきた

器材を自分でセッティング
これも実はプール練習のときにおさらいしてたので
ここまではスムーズ!
と思いきや、中圧ホース付け忘れた
早速だよ・・・

いずれ私の失敗・やらかしをまとめれば
長い注意事項リストがつくれそう・・・

タンクを背負い
セッティング場から海際まで歩く

手すりにつかまりながらフィンを履き
BCDのポケットからグローブを出して手にはめ
練習のためにヘッドファーストを試み

・・・うまくいかない・・・

オクトパスとゲージを
BCDの肩部分のマジックテープで強く止めすぎた模様
押さえつけてしまったことで
空気がうまく抜けなかったみたい
学ぶことは多い
そして早速やらかしリストが増えたよ・・・

でも、これをきっかけに潜行の回数を重ねて
得られた学びがある

潜行できないときは、だいたい空気が抜けてない

ちゃんとウェイトを付けていて、
ガイドさんに準備よし!と見てもらってるのに潜れないときは、
何度も潜ろうとチャレンジする前に
BCDの左肩から出ているホース、
インフレーターから空気を抜こう

空気を抜いたつもりで、抜ききれてない
私の場合はおおよそ結局これが原因だった

初の伊豆の海!失敗しながらも学びもある

さて、気を取り直して
まずはヘッドファーストではなく、フリー潜行
バランスがいまいち取れず
くるくる回りながら潜っていく

顎を緩めて耳を抜く
BCDにしゅこしゅこ空気を入れる
たまに意外と冷たい潮が流れ込んでくる
これほどの酷暑で
こんなひんやりとした水温だなんて・・・
伊豆の海に触れたのだと思った

インフレータの扱いに徐々に慣れてきた
深めに潜っていくときはけっこう入れても大丈夫
無駄に着底せずに済むよう
サンゴを傷つけず済むよう
中性浮力を確保するためには
遠慮せずに空気を入れる

一方で上がっていくときは早めに抜く
抜きすぎればあとでまた入れればいい
そんな気持ちで空気を抜いて
深度を上げていく
意外と体力は使わない
富戸という囲われた地形の恩恵だろうか

次になにをやるべきか考えながら潜れるのは
プール練習でのおさらいが効いていると思う
イメトレができるし、何をすべきか分かっているし

ただインフレータや
ゲージを探すのに時間がかかる
これは慣れないといけない

ゲージがどこにあるかなと探す際に
どうも呼吸を止めがちな模様

その間に浮上してしまう
一度、海面まで上がりかけてしまった
大変危険

ヘッドファーストでうまくリカバリして
潜れたのはよかったが
気をつけねばならない
学ぶことは多い

ふとマスクの中に鼻血がでていることに気づく
もっとゆるやかに耳抜きしないとダメか
強く押さえすぎている様子

耳が痛くなってきてるわけではないのに
必要ないときにも
無理に耳抜きしている可能性もある

痛くなる前に耳抜きした方がいいのだが
耳が抜けないからといって
無理に続ける必要もない
痛みがないときに耳抜きして
抜けないときは必要がないからだと割り切る

8/6日 2日め
台風が近づいており雨の中
第二温泉丸という
船に温泉をためた施設に入りながら
ウェットスーツを着用

セッティングで
中圧ホースを付け忘れる
昨日もやらかしたよ!
これも覚えておかないと

フリー潜行で
徐々に潜っていく
空気を完全に抜き、
泳ぎなら角度を下げて潜行していく

とても自然に潜れた!
果たしてこれは南の海でも通用するのだろうか
若干の不安はありながらも
それでも多少の自信はつく

これはいい
少しでも進んだ
少しでも心にゆとりが生まれた
できる限り毎週、
来れる限り来よう
ほんの小さな前進でも
気持ちの上ではとってもありがたい

片付けの仕方も初めてちゃんと覚えたかも
インフレータから空気吹き込み、ホースで水入れて
水を巡らすように洗う

自分ごと化というのは本当に大事
スキルにちゃんと向き合うと決めてからは
いろいろなことが学びになるし
記憶が定着しやすい
仕事だけじゃないのだなぁ

初めて真面目にログ付け

雑談しながらダイブログを付ける
ちゃんと付けるのは初めてかもしれない
不真面目だったなぁ・・・

これまでで都合40本、数だけは40本
ちゃんと毎回ログを残していれば
もう少し学びもあったのではないか

どうせレジャーでしか来ないし
数年に1回だし、と
ちゃんとログ付けをしてこなかったし
何を書けばいいのかもよく分かっていなかったので余計だった

スキルに向き合い始めると書くことが出てくる
覚えたこと、今後も意識したいこと
次回気をつけたいことなんかを書いていく
なんか日記みたいなログになった

出会えた生き物と感想も記していく
アオリイカの産卵、いつもより時期が遅いというか長いらしい
ウシノシタやダルマカレイなど砂地の魚
チョウチョウやブダイなどいつもの顔ぶれ
そして何と言ってもミノカサゴとウツボ

岩場を覗き込もうとすれば手前にウツボ
マツカサウオを見つけて写真を撮ろうと思えばすぐ横にウツボ
泳いでいれば正面からウツボ
そしてしれっとミノカサゴも
危険!怖い!
攻めてこないのは分かってるが
うっかり目の前に手をついて噛まれそうで怖い
これが伊豆!

伊豆に初めて潜ったが
石垣と違うなと思ったことのひとつが
生き物があまり逃げないこと
人慣れしているのかな
これは写真が撮りやすいかもしれない

得た気づきも記していく
付け忘れた中圧ホース、
きつく締めすぎたオクトパスとゲージの固定ベルト
比較的うまくできたと思うBCDの調整
エアはもう少し消費を抑えられるといいねと言われた
難しい、課題は多いが楽しい
ログ付けも意外と楽しい

8/26土・27日の予約をその場で打診
26はナイトダイビングもしているそう
私でもいけそうなら試したい
ライトが要るらしい
ひとつでもチャレンジを重ねていこう

道標を得た気になる
海ならば澪標か
身を尽くしてスキルを伸ばそう

でもやっぱり鼻血は出た


今回のポイント

  • 潜れないときは焦って何度も試さず、まず空気を抜ききることに集中

  • BCDは、潜っていきながらに空気を入れ、上がっていくときに空気を抜く

  • ゲージやインフレーター、何かを探すときに息を止めない

  • セッティングで何を忘れたか、失敗したか次までしっかり覚えておく

  • スキル練習中はスキルのことをログに書いていくのはオススメ


伊豆の初ダイビングをガイドいただいたのは
アクオスイズの安島さん
とっても親切で、相談や質問もしやすく、
ちょっとお茶目で人好きのある親しみやすい店主さん
今もむちゃくちゃお世話になっていて
感謝を込めてここに無断で紹介しておきますね

次回は準備編
伊豆のダイビングも最高に楽しくて、
どんどん潜りにいこうと決めた私の準備とちょっと息抜き
次の話へ

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