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外の世界の人たちの言葉

 昨晩はうんと冷えましたね。
寝ている時に寒すぎて何度も起きてしまうほどでした。
長袖に腹巻きまでしていたのですが、かけ布団がまだ夏仕様だったので
体の芯から冷えてしまって、今の自分が今後風邪をひかないか心配です。
だってこれから3連休ですよ?
こんなところで風邪ひかれちゃあ、溜まったもんじゃない!
頼む!なんとか仕事のある平日に風邪ひいてくれ!
 ....有休ないんですけどね。
今年の3月はハネムーンでイタリア旅行に行ったので1週間ちょっと
そこでお休みをいただき、
なんとその旅行の前の週にインフルエンザにかかってしまい、
さらに1週間お休みをいただいてしまったためです。
 あの1週間のインフルエンザがなければ、明日休んでいたのに!
過去に予防注射を打っていなかった自分を恨みます。
今年は絶対打ってやる!と決めていたのに
すでに会社から通知されていた予防接種の件を忘れていました。
危ない、危ない...。

 在宅勤務なのになぜかバタバタ。
いつもは問題なく進む仕事もなぜか上手くいかない。
集中力がないのに、仕事はどんどんやってくる。
痛くなる右手首、マウスを持つ手が常に強張っている。

辞めたい、こんなところにいたくない

 そんな気持ちばかりで溢れる毎日。
今日はそんな私の話を少し外の人に聞いていただけました。
思った以上に、私の感覚はどうやらそこまでずれていなかったようで、
なんとなく体の強張りが少し解けるように感じました。
 その場では味方もおらず、すぐに誰かに相談もできない。
ましてや同じ環境にいない人に話して、どうなるの?と思ってしまい
相談することを諦めている自分がいました。
 今回はその我慢も限界に達し、「HELP」サインを送ったところ
すぐにその信号に応えてくれて、寄り添っていただけました。
心からありがたい話です。
特に誰にも頼れない環境にいた私からすると、本当にありがたいです。

 どうやら私が現場で言われていた
「主婦ですね〜」だったり「妊娠したら辞めるんでしょ」って言葉は
グレーゾーンではあるもののハラスメントに該当するようです。
言われた本人は、嫌な気持ちになっても
それがハラスメントに該当するなんて思っておらず、
愚痴のような感覚でその件を話したところ
結婚や妊娠といったセンシティブな内容は、
普通話題にはしないはず、とのこと。
 まあ確かに、私も仕事の人に「彼女(彼氏)いるの?」すらも聞かない。
相手から話があれば、会話を繋げることを目的に
話を聞いたりはするけど、基本プライベートな話はしない。
相手の現状や背景を知らないうちは、何を言われて嫌かとか
何をいう事が正解なのか分からないから、言わない。
それが現在の「常識」ってやつなんだろう、と思ってる。

 自分の置かれた環境の中で、「役割」に対する発言は
あまり相手にぶつけるものではないと思う。
例えば、相手が私と同じように「主婦」であり誰かの「妻」であった場合
その役割を前提に話をされるのは、あまり嬉しくない。
「主婦だから〜」
「奥さんだから〜」
と言われても、正直妻や主婦になりたくて結婚したわけじゃない。
一生を共にしたいと思う人がいたから、契約上「結婚」を選んだだけ。
 そういった背景も知らずに、役割の当たり前や
役割を前提に話をされると、なんかモヤモヤする。
 仕事でも同じ場面があるんじゃないかな。
でもその仕事を選んだ人の背景を知ると
仕事に対する考え方ってのは人それぞれだし
正解なんてないんじゃないかな、と思う。

 だからこそ、「言うべきじゃない」ことを
「言葉にするべきじゃない」

 それができない大人に出会ったのも、
まあ良い経験だったのかも?と感じる。
そのおかげで人と一緒に仕事をしない
自分一人で完結できるような仕事をしたい、と考えるようになった。
しかも行動にも移してしまうほど明確に。

 初めて自分のいる世界とは違う人に話を聞いてもらって
自分の環境や考え方の擦り合わせができて良かった。
話を聞いてもらうって、本当に大事ですね。
自分の考え方が正しい、正しくないは関係なくて
他の人が聞いてどう感じるのかを聞くのは自分にとってすごく良い。
人の感性を聞いて、「あ、そう感じるのか」を知ることは
自分の中の新しい感性にも繋がるし、
感性が豊かになれば、人にも余裕を持って接する事ができる。
それが人の言う「優しい」になるんだろう。
人に優しくしたいから行動するんじゃなくて
余裕があるから人にも尽くせるになると、自分に負担もかからないし
相手に期待することも少なくなって、結果良いことづくめに感じる。

 まだまだ私は考え方も未熟で
すぐ誰かに攻撃的になってしまったり、誰かに縋ってしまうことがほとんど。
そんな私でもおばあちゃんになった時に
何かあってもすぐに反応せず、
「まあまあ大丈夫じゃ」って落ち着いていられるような
ゆっくり、ぽてっとしたおばあちゃんになりたい。
 そのために努力するわけじゃないけど
気をつけて、心に留めながら生活していきたい。

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