不確実な「いつか」を思うのではなく、「いま」を楽しむことに全力でいたい
いつもはSexyZoneについて書いているけれど、今日は気持ちの整理のためにちょっと違うことを書きたいと思う。
コロナウイルスの感染拡大により、当たり前の日常があっという間に奪われた。
3/14開催予定だったSexyZoneのライブが延期になり、その後も予定されていた日程も続々と中止に。日常を頑張るためにあったエンタメが奪われ、友人と飲みに行くこともできなくなり、そして、日常であった会社への出社すらできなくなった。
3/14のライブが中止になった時は、まあ4月にはどうにかなるでしょ、と正直思っていた。でも3月末の大阪公演も中止になって、いよいよこれは4月中に終息するわけがないと悟り、3月時点では絶対に大丈夫だろうと思っていたGWの公演さえ多分このままでは無理だろう。
中止の発表がでるたび、彼らが「ごめんね」と謝るのはやっぱり辛い。だって彼らは何も悪くないのに。
彼らの文章は、いつも最後に「また笑顔で会えると信じてるから」って、未来のことを信じて今を頑張ろうとメッセージをくれる。
最初のうちは、その優しさが嬉しかったのだけど、コロナウイルスの感染拡大の様子を見ていると、そんな1ヶ月とか2ヶ月先に解決するような問題ではないと思うようになり、そうなると、いつになったら彼らに会えるんだろう、という不安ばかりが募ってしまって、かえってしんどくなっている自分がいるのだ。
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事態が終息したら、という未来を考えることは、それはそれで気持ちが明るくなることだと思う。こんなことをしたいな、というリストを作ることだって妄想することだって、それはそれでいいことだと思う。
例えばこの期末テストが終わったら、このプロジェクトが終わったら、そういう終わりが見えているときには、未来を考えて今を頑張ることはできる。
でも、この終わりが見えない事態においては、一体いつになったらその未来が訪れるのか分からず、かえって落ち込んでしまう気がするのだ。
私は、そんな不確定ないつか、を信じて進むことはできない。
なら、どうするか。
それは、今をどう楽しむか、を考えることだと思う。
今、何ができるのか。刻一刻と状況が変わる今を、どう生きていくのか。奪われた日常を少しでも取り戻すために、ご機嫌に過ごすために、何ができるのか。そこに、全力で頭を使いたい。
それは仕事の面でもそうだし、プライベートの面でもそうだ。
自分は今、メディアに関わる人間として、不安やストレスを抱えるママたちになにを届けたらいいのか?少しでもほっとして、笑顔になってもらうためには、何をすればいいのか?を、仕事の面では考えている。その先を考える必要だってあるのだけど、私は今のユーザーに向き合いたいし寄り添いたい。それが数字に繋がるかわからないこともあるけれど、寄り添うことを大切にしたい。
ただ、そのためには、自分自身の心と体が健康でないとやっぱりアウトプットもヘルシーにはならない。ストレッチをしたり、いつもは忙しくて見れなかった長編の海外ドラマを見たり、本を読んだり。ルームメイトと一緒に料理をしたり。
なんだか、ノルウェーに留学していた頃を思い出す。当時も暇すぎて、勉強するか走るか料理するか友達と喋るか、の毎日だった。私にとってそうした日々は、忙しさから離れて自分と向き合う時間を持つことができた、尊い時間だった。
それがまた、今日本で訪れているのだ。楽しむしかない。スケジュール帳に予定がない日々を、また、楽しもう。忙しない日々から解放されたと思えば、「暇すぎる…辛い…」という感覚は次第になくなっていくだろう。
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自粛自粛で、正直みんなストレスが溜まっているだろう。私だって、知らないうちにストレスが溜まっている。いろいろな人の批判やネガティブな意見を読むだけでも、疲れてしまう。
外出せず家にいろというのは、楽しむな遊ぶなという意味ではない。家にいたって、できることはたくさんある。できる範囲で楽しむことを、忘れたくない。家で、たくさん笑おう。笑っちゃいけないなんてことはない。
とはいえ、危機感を持つことは絶対に忘れて欲しくないし忘れてはいけない。自分自身はもちろん、大切なひとを守るために。家にいよう。
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最後に、SexyZoneの『MELODY』という曲の歌詞の好きな部分を。
明日のこともわからないのに
生きるのは難しいね
でも目の前の人くらいは大事に
僕ならできるはず
本当に、明日のこともわからない状況だけど、だからこそ、優しさを大切にしよう。
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