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わたしの進路選択


3年生0学期。

長いとも短いともいえないような冬休みが明けてから、毎日のように言われる言葉。

それに加えて、私の学校では進路選択についてのガイダンスが毎週のように押し寄せてきた。


"お前たちは今から受験生になるんだぞ"


と、普段優しい教師陣から遠巻きにそう言われているのを感じる。


自分が今通っている学校は、いくら自分が目標を持って入学したとはいえ、友達が行っているような学校と比べるとはるかに偏差値は低い。

そのうえ推薦入試での試験は面接だけという、受験イージーモードを辿ってきた私にとって、"受験"というものは苦痛でならない。


高校選びはある程度自分の成績で行けるところを選んでもそこまでその後に影響を及ぼすことはないが、大学選びに関しては全くの別物である。

自分の選んだ大学が、この後の人生に影響していく。


という自覚と覚悟を持った上で選ばないといけないのである。


たった17年と少ししか生きていないというのに、

"これから40年50年と続けるであろう職業に関わるような大学を選びなさい"

なんて、あまりにも酷じゃないか。
と、17年と少しを生きた未熟な高校生は思う。


もちろん、どんな年齢になっても、自分のやりたいことをすることはできる。


でも、その"やりたいこと"を見つけるのに、17年という人生経験だけではあまりにも早い気がする。


また、以前少しだけ書いたが、私は声優になりたかった時期がある。

当時は絶対に声優になると信じていたし、それ以外の職業なんてありえないとも思っていた。

今の自分は声優とはまったく関係なしに、保育士などの子どもと関わるような仕事をやりたいと考えている。

そのため、保育が学べる大学に進学しようとしているが、数年後に違う将来を目指している可能性も大いにある。


そんな自分自身の"やりたいこと"を見失わないためにも、自己理解が必要になってくるのかもしれないなあと、ここに気持ちを綴っていて改めて実感した。


そんな人生で一度きりの高校3年生0学期を、悔いのないようにしていきたいと思う。


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