犬と私の暮らし 4:犬の気持ち
我が家のワンコ様、ミントと暮らしはじめて3年目
今はミントの顔や行動を見れば大体どんなことを伝えようとしているのか感じ取ることができるようになりました
ウチに来たばかりの頃はこの小さなワンコが一生懸命に何をしようとしているのか、なかなか想像できず四苦八苦でした
逆も然りで、私たちの伝えたいこと(しつけや合図)も上手くミントに伝えられず、かなり悩みもしました
きっかけはお芋事件
ウチに来て4ヶ月がたったある日、ミントを連れて母と一緒にホームセンターに買い物に行きました
そこはペットショップもありテラス付きのカフェで犬を連れてお茶をすることができるので、お散歩嫌いなミントもくつろげる場所でした
ミントを連れて買い物に来たのは3回目で、いつものように買い物をしていると急にミントがクーン、クーン、と鳴き始めました
さらにカートから立ち上がって、こちらを上目使いで見つめてきます
普段外では滅多に鳴かないのに、どうしたの?
しかもそんな甘えるような声を出すのは初めてでは…?
母と2人で顔を見合わせ、一体何事か?といろいろ思案していると、ふと前回このホームセンターに来た時のことを思い出しました
そういえば、この前ここのペットショップに売っていたお芋のおやつを買ってカフェで美味しそうに一気食いしていたっけ…
そうです
子犬のミントはいつも来ているホームセンターを分かっていて、前回とてもいい思いをしたことも覚えていたのです
そして必死に、お芋下さい!と伝えてきていたのです
この時、初めてミントと心を通わせることができた!と感じることができて、母と一緒にデレデレになって喜びました
もちろん、その日もお芋のおやつを買ってミントは満足げにお芋を頬張っていました
日々の積み重ねが絆になる
このお芋事件をきっかけにミントの意志が少しずつ感じ取れるようになっていきました
言葉の通じない犬と家族になる、というのはこうした日々一緒に過ごした体験を犬と共有することで自然と家族になっていくのだなと思います
初めてのワンコを大切にしっかり育てなくちゃ!と気持ちばかり焦っていた時期もありましたが、大切なのは気長にウチの子に語りかけ、一緒に楽しい時間を過ごすこと、それが一番なのだと今は思っています
ウチのワンコ様は今でもお芋が大好きです