触感は、 遊びになる。 触感は、 楽しいのだ。

息子が最近気に入っている遊びは、 とにかくいろんな肌さわりのものに触れさせてあげること。 例えば、洗濯物を畳んでいるときに、ひとつひとつたたむ前に、息子の頬をなでてやる。そうすると特別嬉しそうな顔をして、手足をバタバタさせる。 他に好きなのは、息を吹きかけて風を感じさせることだったり、ぬいぐるみで顔中を触ってみたり、ビニール袋をシャカシャカと体中にすべらせてやることだったり。 

まだ首も座っていない彼にとっては、 限られた視界の中で、限られた行動範囲の中で、全身を使って楽しめる最高の遊びの一つが、「触感を刺激すること」なのだ。

息子の喜ぶ顔を見たくて、こちらも家中見回して、いろんな触感を見つけて触らせてみる。 

私自身も、発見した触感は自分でも試してみる。
ぬいぐるみのフサフサ感、ビニールのガサガサ感、布のフワフワ感。 思った以上にどれも楽しいし、気持ちいい。 そう、気持ちいいのだ。 言葉で表す何かというよりもその手前に楽しさと快感がある。 触感は脳と直結して、楽しい信号、快感信号を発射しているような。 その刺激を介して、身体と心がつながるような一体感を覚えるというか。 人間の根源的な欲求を満たすのかもしれない。 

息子はいつもこうして、小難しこと考える前に、身体で感じて楽しむことを思い出させてくれる。うん、触れるって、楽しいよね。

#子育て #育児 #触感 #遊び

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