掃除や片づけについて書いてみたら鬼と化した
前回本のマイルールを書いていて、「私はきれい好きかもしれない」と思ったので、今日はそれについて書いてみようと思う。
私はそこそこきれい好きな方だと思う。
そこそこと書いたのは、目につくところはきれいにするけどそれ以外の場所はほどよくきれいであればOKレベルのきれい好き、という意味。
使ったものはできるだけ元の場所に戻っていてほしい、週に1度掃除機がかけられたらいいかなぁくらいの感じだ。
決してほこりが少しでもたまったら掃除せずにはいられない、いわゆる「潔癖」ではない。
実家にいたときも、掃除機をかけるのはだいたい母か、汚れに耐えかねた私。
アレルギーテストを受けたわけではないのではっきりしないが、汚れているとなんだかかゆくなる。髪の毛が床に落ちているのをそのままにするのもなんだか気持ち悪い。
自室は妹と共用だったが、まあ半分は自分のスペースだし母が掃除するのを待たずとも自分で掃除すればいい、かけるならついでに他の部屋もやっておこうみたいなノリでたまに掃除をしていた。
だって、汚い部屋よりきれいな部屋の方がよくないか。
べつにモデルルームみたいな生活感のない部屋にしたいわけではないけど、汚いよりはきれいな方がいいし、毎日ストレスなく生活できるようにある程度の導線は確保しておきたい。
そう思うと物は散らかしたくないし、使ったら片づけるし、ある程度きれいにする。
自分の快適さのために、掃除や片づけをしている。
こう言ってはなんだが、「足の踏み場のない部屋」というものが正直理解できない。
存在しているのは知っているし大学時代の友達の部屋がそうだったが、そもそも何をどうしたらそんなことになるのか、どうしてそんな部屋で過ごして平気なのか、私には理解しがたい。
そもそもなんでそんなにいっぱい物を置きたがるのかがわからない。
人によって集めているものはあるし好きなものは止めないけど、それならそれで収納場所も同じくらい確保すればいいだけの話じゃないのか。
それから、いろんなところに物を置く人がたまにいるが、そんなことしたらどこに何があるか把握できなくなって自分が困るじゃんと思う。
必要になった時にあちこち探したり、見つからなくて2個も3個も同じものを買うことになったりするのはムダが多いしストレスにならないのだろうか。私には分からない。
片づけたり掃除したりするのがめんどくさいのは分かる。私もめんどくさい。それに、普段見えてるところ以外は手を抜いているしきれいにしたいなと思いつつ散らかっているので気持ちは分かる。
でも、目につくところにおいては汚れたり散らかったりしているのを見続けるストレスの方が私には大きい。忙しい時もやっぱり見なかったことにできなくて、ストレスだけがたまっていく。
せっかく年末なのだし、片づけられない人にとりあえず言いたいことを書いておく。
「いつか使うかも」は一生使わないから捨てても後悔しないし、なんなら持っていたことも捨てたことも忘れるので大丈夫。
実用的でないお土産は写真撮って捨てる。使えるならちゃんと使う。
紙類はデータ化するか、ファイリングして棚にしまう。
一年着なかった服、いまいちだと思う服は二度と着ないので捨ててよし。どうせ来年も新しい服買うんでしょ?
そもそも収納に入りきらないほどの服を買うなよ。買うなら着ない服を捨ててからか収納ケースを一緒に買いな。
ぬいぐるみは居場所を設けて飾る。もし捨てるならリサイクルショップか供養に出す。
推しのグッズは一か所に飾って自分だけのパワースポットを作る。もし卒業するときはフリマアプリなどで売ろう。これまで集めたグッズは新規勢にとって喉から手が出るほどほしいものかもしれない。
重要書類は一か所にまとめること。
袋に入りっぱなしの物は今すぐ袋から出して所定の収納場所を決める。
いらない食器はリサイクルに出すか人に譲るか、割ってストレス発散に使う。来客用にいつか使うかも…の機会は前述通り来ないので捨てるか普段使いにしよう。
…自分で書いて片づけの鬼みたいだなと思うけど、私は知っている。
片づけを手伝うと、散らかっているほとんどの物が「捨てる」選択をされることを。
ほとんどの人が、気づかないうちにたくさんの「捨てるもの」と一緒に生活しているということだ。
正直、限られたスペースを捨てるものに費やしているなんてもったいない。
この機会にぜひ片づけをして、来年は気に入ったものたちに囲まれた生活をしてほしいと願うばかりである。
いただいたサポートはコミュニティ運営の費用か、私と家族の栄養になります。 いつもありがとうございます。